目が二つあってヒゲがあればみんなガンダム

以前つぶやいた「青タッチ茶付けヒゲペーネロペー」についてちょっと割と本気で考えてみる。まず、このデッキのキーカードはこの2枚。

ペーネロペー
双極の閃光
UNIT
U-425 青 3-7-2 AR
高機動 《(1)》特殊兵装〔ファンネルミサイル〕
(自動B):《[2・5]》このカードは、敵軍ターンに手札、自軍ハンガーにある場合、「名称:ガンダム」である自軍ユニットと置き換えることができる。
(ダメージ判定ステップ): AF 《[2・5](1)》このカードが交戦中の場合、カード種類1つを指定する。その場合、敵軍プレイヤーは、指定された種類の自軍カード1枚を選んで、敵軍配備エリアに移す。
ペーネロペー系 MS 専用「レーン・エイム」
宇宙 地球 [5][4][7]

付けヒゲ
革新の波濤 / ベースドブースター3
OPERATION(UNIT)
O-46 茶 1-1-0 C
クイック
(自動A):このカードがセットされているユニットは、カード名称が「∀ガンダム」に変更される。

 次にこのデッキの根幹となるギミックを解説。まず、手札、もしくは自軍ハンガーにあわせて2枚のペーネロペーを揃え、手札やハンガーに付けヒゲ1枚を確保する(カウンターが怖いなどの事情があるならば場に出しておいてもいいが)。そして敵軍ターンを迎え、相手が攻撃に出撃する、もしくは敵ユニットを戦闘エリアに引きずり出すという状況ができたなら、まず自軍ユニット1枚にクイックで付けヒゲをセットし、手札orハンガーのペーネロペーAと置き換え、そのまま交戦。そして、そのまま特に何もなければダメージ判定ステップ規定の効果後、ペーネロペーの下のテキストを宣言し、宣言後に今度は名称が「∀ガンダム」であるペーネロペーAからペーネロペーBに置き換え、再度テキストを宣言。また「∀ガンダム」であるペーネロペーBからAに〜〜という流れをループすることで、相手の場のアンタッチャブル効果持ち以外の全てのカードを奪う事ができるというコンボである。それが成立すればもはや相手に抵抗手段はないといえるだろうが、少なからず相手の動きに頼っているコンボでもあるのでそうそう決まるか、というとなんともいえないところもある。しかし、このコンボは交戦の結果ペーネロペーが戦闘ダメージで破壊されていたり、相手と相打ちになっていたりしても問題なく適応可能であるため、相手がこのコンボをわかっていても、対応できる手段は限られてくるだろう。
 一応「ペーネロペーが破壊されていても1カット内にこのコンボをやりきることができる理由」を大きく二つに分けて解説しておくと、まず、Q&A322により、自動B効果はカットの最中に適応された場合でもその場で即解決することが可能であるとわかり、これに則る事でペーネロペーの(自動B)効果もまた同様の処理ということになるので、破壊から廃棄の1カット内であっても、
ペーネロペーAテキスト宣言→ペーネロペーBの自動B効果宣言(即適応)→置き換えられたBテキスト宣言→Aの自動B効果宣言(即適応)→〜〜
 というように処理を組む事ができるということになる。
 次の理由として、これは俺がずっとひっかかっていたことだったが、「1カット中に何度効果をつんでも、テキストに条件としてある『このカードが交戦中の場合』を最後の1枚を除き満たせていないのではないか、という点だが、これについてはテキストが「置き換え」であるため、テキストに記されている「このカード」という対象自体が置き換えが起こるたびに常に最新のペーネロペーに引き継がれている、という解釈が現在の所は妥当であるとして、少なくともそれを否定できる反証は存在していない。(このルールに関してはRueさんのご協力をいただきました。ありがとうございます)
 というわけで、ギミック説明が済んだので、まずは叩き台のつもりでデッキを考えてみる。なんか色々ちぐはぐな気がしているが、とりあえずということで。

G 18枚
ホワイトベース隊 3
退役軍人 3
周辺警護 2
戦いに戻る理由 2
生還 2
出土品 3
ギンガナム軍 3


ユニット 11
ペーネロペー(対話版) 3
ユニコーンガンダムデストロイモード 1
ユニコーンガンダム 3
コレン専用カプル 2
ガンダム(ラストシューティング) 2


キャラクター 6 
オードリー・バーン 2
ファ・ユイリィ(女神版) 2
シーブック・アノー(不敗版) 1
ドモン・カッシュ(EB2) 1


コマンド 9
急ごしらえ 3
政治特権 3
宝物没収 3


オペレーション 6
ディアナ帰還 2
突貫作業 1
付けヒゲ 3

 ACEに関してはディアナ帰還との兼ね合いと、デッキ自体の方向性がそこまでかみ合っていないのでとりあえず除外。ロラン&∀ガンダムは第3テキストが美味しいので使えるなら使いたいところではあったけども……とりあえず、基本的にはユニコーンなどで場を整えつつ受けたダメージはディアナ帰還とオードリーでほぼ無限に回復しつつ、こちらのコンボの用意がそろったらラスシューを特攻させ続けるorファで強制出撃させられる機会を待つといった動きに切り替え、最終的に勝利を狙う。といった感じか。コンボをきめようと意気揚々と出撃したペーネロペーが除去されると寂しいので、アンタッチャブルキャラや破壊無効、戦いに戻る理由に期待しつつ。
 実際に使えるかどうかは……どうなんだろうなぁ。ただ、実はコレンカプルのいおかげで場のユニット0からコンボが決まる可能性もあるので、なんだかんだでいやらしい拘束力を持っている気はする。……今度試しに組んでみようかな。なんにせよ、久し振りにGWのデッキ考えたんで、実際にはいくらでもいじれる気がするし。