勝ち組の条件は……最後には倒されていく事だ。

 本日は例の本「反社会講座」を読んでいたのだが、ちょうどたったさっき読んだところの「大学の入学金や授業料は、その生徒の親の資産に比例させて払わせるべきである」というような内容のところで、かなり感心。正直、この本は極端な世論を相手にしているせいか、その反論内容も極端に思えるので、素直にうなずいてばかりいられないところはあったのだが、この点については「なるほど!」という他なかった。
 確かに、いくら息子が勤勉だからって、東大なんかにそうそう行かせられる親もそういないんだろうし、金持ちの息子ならどうせ小さなころから金をかけて「頭のよくなるように」教育してるんですから、今更何十万円か払う額が増えたところで、不満はあるでしょうが実質的問題は些細でしょう。そもそも、日本人社会が勤勉を美徳とし、かついくら資本主義とはいえ、堂々と「なかなかに優秀でも貧乏人に最高の教育はいらないから」とあちら側が言うわけにも行かない以上、家庭の事情が厳しくても東大クラスへの勉強ができるという、忍耐と勤勉を兼ね備えたまさに「理想的な日本人」の鏡みたいな人には、それ相応の特権を与えるべきです。(この本を読む限り、奨学金もあまりよすぎるものではなさそうですし)
 そういうわけで、俺はこの案に大賛成です。問題は、この話を訴える相手が、(おそらく)この話で打撃を食らう人間達だという事だな……
 ところで、東大といえば今日の塾の個別の授業のとき、先生が「高校二年の時に受験レベルの数学を終え、試験前数ヶ月前にはすでに東大の過去問を40年分以上といてしまい、『俺もうなにすればいいかわからないんだ』などとほざいて、挙句の果てに、受験前に大学の数学の勉強をしていた」などというクラスメイトの話をしてくれました。なぜそんなに勉強したいのだろう?こういう風な気質を持って生まれると得だよなぁ……たぶん。
 あと、これは小さな事ですが、今日塾から帰るとき、ちょっとゲーセンで時間を食ってしまい、帰りが遅くなりました。
 すると、何故か帰りの電車を表示する電光掲示板に「特急」の文字。
 ウチの駅には特急など止まるはずがないので、「え?」とか思っていたのですが、確かに現れた特急南栗橋行き。でも、別に乗るのに特急券もいらなければかなり駅をすっ飛ばしたわけでもないので、どうやらもう目的の期間内を走り終えた電車を南栗橋の倉庫に格納するまで、どうせだから客を乗せていこうという話だったようですな。でも、なんだか乗ってからもドキドキしてました。駅員さんが近くにいたら逃げてたかもしれません。基本的に皆そんな気分だったらしく、見ず知らずのご夫人に「この列車は特急券がいらないのですか?」などと聞かれたりもしましたねぇ。いい体験だ。


 ゲーセン記録、ジョジョ単語は明日になったら編集で加えるです。


 というわけで、二日遅れての追記。

 前日に言った節約宣言の舌の根も乾かぬうちに、この日はIMOとゲーセンに。全体的に不調な感じで、僕のMAXはきゃつののびたに2回ほど負けたり、本業であるギルティのほうでもいつもは7:3くらいで勝てるロボカイ使いにしょっぱなから負けたり、本当はテスタ使いの(一応)同級生のソルに負けたりと、なかなかに悲惨でした。……そういえば、そのロボカイ使いが、最初にやったときは勝った時の3ラウンド全て敬意をしてくれたので、俺もその次のリベンジで勝ったときに敬意を返したのですが、そうしたらその後は一度も敬意をしてくれませんでした。多分、一度応酬が成立すればよかったという事なのでしょうが、チップの敬意はあまり敬意に見えにくい事と、その後俺が勝ったときに、その人がすぐに帰ったのがプチ気になってます。とりあえず、今度また闘ったら敬意をしてみよう……
 んでその後。塾に行ってからそちらのゲーセンによったのだが、あまり上手すぎはしないネロ使いがいたので、VSネロが苦手な俺にはいい経験になるかと思って乱入。実際、めげずにガード仕込みダッシュをすることや、ダッシュからC圧壊の機能を把握できたので、いい感じでした。だが、何故かこの後に止まらない乱入。しかも、時間帯と人の数的に、どうやら一人の人が続けて乱入していたようで……1500円ほど吸い取ってあげたら、帰ってくれました。かなりキャラを変えて挑んできたのですが、感じからすると、メインは七夜か翡翠(ヒスコハ)らしかった。しかし、どうやら全く使いこなせないレベルのキャラでも挑んできてくれたので、お金に余裕があるのかなぁと戦いながら思ってました。
 んで、その後は当然乱入もなく、早く帰りたかったので、CPUにわざと負けて練習というような事はせずに。しかし何故か10戦全ての最終ラウンドを大炎上するというこだわりを見せてクリア。それで帰りました。時間は10時半でしたよ。

ジョジョ

H…He must be ininjured…It is light…Look,he will begin speaking and he will surely open the his eyes soon…
け…けがをしているだけに決まっている…かるいけがさ…ほら…しゃべり出すぞ…今にきっと目を開ける…

解説……そんなわけで(?)アブドゥルがエンペラーの銃弾に撃たれた後の花京院の台詞。ちなみに、ここではLookを「ほら」として使っているが、これは基本的には怒りやいらだちのある場合の用法らしいので注意。「注意しろ」という意味で使うなら、「See,」と始めるのが適当。気になるのは、後半のところでandでつなげた文の両方にwillが入って、少々うっとうしく見えるのだが。これはこれでいい……んだよね?