来た……!!ズボン下ろしやがった……!!

 何のとまでは言わないが、今日は朝に失態をやらかした……でも、そのおかげで8時間寝れたので、個人的には満足……といってしまう僕はダメな子ですね。


 今日、K氏から「哲也〜雀聖と呼ばれた男〜」を6巻まで借りて、一気に読んだ。基本的にはイカサマを前提とした麻雀漫画で(といっても、イカサマが前提にならない麻雀漫画は盛り上るところもないわけだが)、敵はそれを駆使してくるパターンの相手も多いのだが、「ツキ」というものを強固に信じている漫画で、よく「運が乗れば勝ち、乗らなければ負け」というような言葉が出てくる。確かに実際自分はその場の流れに乗れる乗れないでよく結果が変化するので、その意見には賛成ではあるのだが、ちょっと露骨過ぎる気もしなくはない。何せ、どちらかが流れを取り返したらまず、「もう奴に勝ち目はねえよ」的セリフで対局描写は終了ですからね。まあ、それでも結構好きだけど。そういうの。
 あと気になったのは、お互いの有り金をかけて戦う麻雀なのに、敗者がよほどの悪者でない限り、ほとんどの場合は負けてもさほど悲惨な事にはならないというモラル的なものがあること。そのおかげで心は痛まず見ていられるのだが、これはカイジとは違う部分だろう。そもそも、この「哲也」は、浅田 哲也の伝記だという話なのだが、多少の脚色はあるにしてもどこまでがこの通りなのだろう?という疑問は抱く。……これも重ねて、個人的にはOKなんだけどね。やっぱり見ていて心が痛むのが少ない漫画はそれだけスラスラと読めるし。
 なお、土葬氏のブログに張ってあった例のレビュー時の転載シーンをそれぞれ見つけて、噴出す一歩手前だったのは不可抗力だと思っている。今回のタイトルのセリフとか、まさか本気でこのセリフがあるとは思っていなかっただけに、なんというか脱帽である。