みんなの新しいお友達を紹介しまーす♪

某ブログの情報まんまですが、何でも今度発売されるGWの新弾DB、「戦場の女神2」でなんと新しいクロボンが出るんだとか。個人的にはまるで予想していなかっただけ、まさに寝耳に水。で、せっかくなのでその紹介と、個人的な使い方考察なんか。まだ予想なのと、明日のための準備が少しあるんで文中に出てくるカードの説明は省きますが、ご容赦を。

クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク(ノッセル搭乗時)
赤2-6-2 U
クロスボーン系 MS SFS 専用「トビア・アロナクス」 宇宙・地球
《[2・6]》高機動 大気圏突入 特殊シールド(1)
《[2・4]》換装〔クロスボーン・ガンダム
(自軍帰還ステップ):《[2・5]0》このカードが戦闘エリアにいる場合、自軍本国の上のカード3枚を見て、その中にあるカード1枚を手札に移す。
5|1|5

 これはコルニグスとの決戦前、ギリ達死の旋風隊に会いに行く時に使っていた形態なので、すでにそのギリ達が出てきてしまっている今となっては時系列が違っているといえば違っていますが、まあそれはどうでもよいか。あと、「戦場の女神」での収録なのでおそらくベルナデットとセット扱いだろう。原作で一応彼女これに乗ってたし。ベルナデット自体前にテテニスでカード化してから、「スカルハート」以降のはカード化されてなかったはずだし。
 で、能力。戦闘力はいつもどおりで、X1パッチワークなだけあってマルチプルではなく通常テキスト型。一見するとものすごく強いような気がする。少なくともX1ブースターの存在意義を奪うにはおそらく十分すぎる。
 国力が6あれば、クロボンには貴重な貴重な高機動と、オマケで大気圏突入と特殊シールドがつく。特に高機動はかなりでかいだろう。一時期では、クロボンは高機動メタのためにソロモン海域などを積む事すらあったくらいで、それをメインから入れられるカードで対策出来るようになるのは大きいはず。サイズの問題もギリ機があるならどうにかなる。あと、大気圏突入もオマケとはいったが、高機動キラーのハリソンF91やエクシアから逃げられるので多分かなり役立つテキストではあるだろう。特殊シールドは完全にオマケだけど。そして高機動は5国で得られるテキストのほうと見事なシナジーを持っている。高機動持ちがアタックに出撃した場合、当然ながら帰還ステップまで生き残っている確率は通常のユニットに比べてかなり高い。そして、生き残る事に成功すれば要するに毎ターン帰還ステップにハッキングやかつての同士をプレイしている(しかも重複してしまう)ということなので、そのカード収集力は半端ではない。また、単純に考えてテキストを使うたびに手札が1枚増えるので、内憂外患なんかと組み合わせてもなかなかよろしいかもしれない。
 換装(2.4)「クロスボーン・ガンダム」という表記も、さり気ないが今までになかった要素。こちらも換装(2.6)「クロスボーン・ガンダムX1」であるX1ブースターを破り捨てたくなるくらいではある。本当にビックリするほど軽くなった。しかもX1でもX2でもX3からでも換装が可能である。なので、どうしてもやられたくないクロスボーンを手札に逃がすなんてプレイングも場合によっては使うかも。……ただ、どうせこのカードが軽い国力で場に出せるわけではないので、(2.4)という軽さのメリットは、せいぜいパッチワークを効果で出した後換装があるかも……とかんぐらせる程度だろう換装が1ターンに二回使えたならよかったのだけど。そのパッチワークを出すのもデメリットが軽くはないのだが、要するに効果で出したパッチワークから換装して、次のターンに5Gためて効果で廃棄した分のクロスボーン・ガンダムをデッキから回収するという狙いもあるんじゃないかと思う。
 ただ、最大の弱点が「国力がたまっていなければ何もできない」ということ。それはザンバスターも同じではあるが、奴はその分ゲームエンド級のテキストを持っている。しかし、こちらは確かに強力だが即ゲームエンドに繋がる物ではない。特に5国のテキストは早く使えるなら早く使ってしまいたいところだが、その状態ではアンタッチャブル能力はもちろん高機動すらない。というかエクシアやハリソンで即乙る。生き残ればいいので、ギリ機でサイズをあげてやろうにも、後続のためのコア・ファイターをプレイしてしまうとそれすらできない。つまり、大抵の相手にたいしてはよほどの事がない限り出てきてすぐに出撃する、というわけにはいかないのである。かといって、6国にもなってザンバスをさし置いてこのカードが出たところで、果たして間に合うだろうかという懸念はある。と個人的には考える。
 と、問題もあることにはあるが、とりあえず潜在的にか普通にかはまだちょっと計りきれないが、優秀なカードなのは間違いないだろう。前にも言ったが、クロボンがメインから使える高機動アタッカー、ブロッカーを得たというだけでも大分見える世界が変わる気はする。
 月光蝶型だとX3とどちらを使うかは微妙だが、ビート軸なら高機動というだけで入れてもよさそうではある。あとかなり使える名称「X1」なので、X1や改・改デッキなら即採用クラス。ただ、X1はともかく改・改の方はデッキのどこを抜いてやるかは問題ではあるか。
 あと、今考えているのは、このカードのドロー力をフルで使えれば、ひょっとしたら茶を混ぜなくてもマルチプルの弾をそろえる事ができるので、ディアナ帰還や没収のためだけに茶色に頼る必要はなくなるのではないかということ。もしこの構成が上手くいけばクロボンの弱点の一つのデッキのスロット問題が多少改善されるので、かなりデッキ的に前進できるかも……とか思う。特に、このカードの効果はデッキに眠っているカードに多様性があればあるほど嬉しい感じだし。……ただ、結局コア・ファイターを引けなきゃ始まらないので、そういう方法を通すならパッチワークは必須になるだろうという予感はする。
 それにしても、相変わらず何を装備しても能力値が変わらないねぇ。今回は具体的に「高機動」などのテキストを得ている分だけかなりマシなケースではあるけど。