説明は読ませてもらった!地球は滅亡する!

〜今日のスパロボ
 42話で何故か味方増援で出てきたターンX無双&そのあとに出てきたキラ様でSフリーダム無双を堪能した後、43話になったのですが、ここでロボットアニメに珍しい(というかアニメには珍しい)バッドエンドになったことで有名な、「宇宙戦士バルディオス」の「地球洪水作戦」が行われんとするシナリオとなりました。
 この「地球洪水作戦」は、簡単にというかそのまま説明すると、地球の南極と北極に、膨大な熱エネルギーを発生させる装置である「人工太陽」を設置し、その熱で北極、南極のすべての氷を溶かして地球(の大部分?)を海に沈めるという作戦なのですが、この人工太陽の説明文を読んでみると、こいつは「作動し始めるとすべてのエネルギーを取り込むことができる」ということらしく、つまり一切の攻撃が効かなくなるらしい。それで、バルディオスの面々はただ地球が水没するのを見ているしかできず、最後の最後、研究所にせまりくる津波を見て、その所長が「罠かとか思わないでとっとと攻撃に行けばよかった」と嘆き地球水没……ということらしいのですが、こうして文で見るだけでもかなりやるせないエンディングだ。打ち切りって怖いわぁ。スパロボのほうでも、熟練度取得条件に「人工太陽を破壊する前にすべての敵を倒す」とあるのに、今の所ターン制限があるとも言われていないのが何か不穏な感じではある。
 でも、地球のすべてが水没するわけじゃないんだったら、このまま話が続いたとしてもそれはそれで面白いのかもしれない。レイズナーみたいで。それにしても、地球が欲しいはずなのにその領土の大半をダメにしようとしてしまうS−1星の戦略はものすごい思い切りだと思う。