始めて読んだけど…なかなかいい薀蓄じゃないの。

 東方香霖堂を読み終わりました。全体の感想としては、思ったより普通に楽しめたなという感じでしょうか。東方原作に比べると出てくるキャラにあんまりアクというかわけのわからなさがないので、普通に東方キャラの掛け合いの資料として楽しめる。ただし桜の話の紫、テメーは駄目だ。
 なお後半になればなるほどキャラ物としての文章ではなく霖之助独自の解釈による幻想郷をお楽しみください的なお話が多くなってくるが、このあたりも個人的には色々考える事ができて結構好き。多分俺がもともと理屈屋だからだろう。ぶっちゃけた話この辺りはもう霖之助というよりもZUNさん本人の解釈ショーになっているのではないかという気はしますが、まあ基本的につまらないものではないだろう。……しかし、全部見てみると霊夢は割と霖之助を頼ってるな……服や道具を作ってもらうのもそうだし、神社をどうしていくべきか相談してるし、あと基本的に薀蓄を聞いてるとき割と真剣に聞いてる気がする。まぁ魔理沙よりは。あえて深くは言わないが、やはり「特に親しくない」宣言はでかいのかなと思ったりもする。これも最近耳にする「猫と書かれた犬理論」のひとつなのだろうか。
 とりあえず、今度もう一度読み直して細部まで理解できたら、全話レビュー&感想でもしてみようかな。


 自分が理屈を好むことについて自分の中で特に異論はないのですが、本当の理屈屋かというとなんだか素直に納得できないのは何でかと考えて、多分俺は感情的に生きている理屈屋なのであろう、という結論に達した。原理に理屈を求めるけど、実際動く時はその時考えている事が基準というか。


 うちのトラックバックをさっと見たら、「青単ラジエル」と「剣闘デストロイ」という検索ワードがあった。……一体これはなんのことだろう?青単ラジエルって、どうやったらそんなデッキ作れるんだ?V作戦じゃ指定国力を0にはできないぞ……しかも何故青でやるのか?あと剣闘デストロイにいたってはサッパリ意味がわからん。剣闘獣にデストロイとかつくカードが結びつくとは思えないし、よもやデストロイがデストロイガンダムのことだったとしてもサッパリである。……一体なんなんだ……