まだ行くぜ!

 今日の夕飯は焼肉だった。いや、外食ではなく、うちのホットプレートで焼いて、家族で食べた。肉の前に野菜を焼いていたわけで、まずはそれに箸をつけることになるわけだが、その中のピーマンがなかなか巨大なサイズだったので、それを俺が箸にとってから、「まずはこれを食わにゃ肉には行けんよなぁ?」と弟に聞くと、「それはもう食べた」とキレのいい回答が帰ってきたので、続いて妹に聞いてみる。すると。
「食べるわけないじゃん。苦い」
 要約すると、そういう事を意味する言葉が返ってきた。貴様など、もったいないお化けに食われてしまえ。
 それはともかく、数あった肉の中でも豚トロとステーキ肉はなかなかのレベル。特に豚トロは、思わず二つ目をパクつこうとして、「おいおい、まだ食べてない人いるかもしれないんだから」と弟に制止された。そして俺が箸を収めると、「全く……」といいながら件の豚トロに箸を伸ばす、すでに豚トロ経験済みの弟。これが我が家の食卓の日常です。もはやお約束に近い。
 そして、弟と繰り広げられたいくつかの合戦を潜り抜け、ホットプレート上の食料が消えうせる事で、今日の晩餐はひとまずの終わりを告げた。その後には、まだ肉なら喰えると豪語するも、最終的に、ホットプレートに乗っていた食材を全て一つの皿に移されていたため、山盛りに盛られた野菜の下に眠る肉を確認し、俺と弟は協議の結果「ごちそうさま」といっておいた。
 ところで、今夜の焼肉はサンチュなるナッパ葉っぱが導入されていて、家族の皆様はその上にご飯と肉と専用味噌を乗っけてくるむという方法で愛用していたが、俺は一度そうやって、不覚にも肉につけておいたタレを手に撒き散らしてしまったので、皆様ほど多様はしなかった。やはり普通にご飯にのせるのは普通に旨い。

 さて、二日続けて分かる人しか分からん内容というのはどうかと思ったので、普通な内容を書いてみた。そもそも、ここには「分かる人」しか読者がいない可能性もないわけではないが、それでもね。



 そんなわけで、ここからは昨日に引き続き、マニアックレベルアーケードモード、キャラ別プレイ記。


梅喧
 全体的に言って立ち回りをこなしきれる自信がなかったので、ジャムに続きの1ラウンド設定でプレイ開始。途中、三戦目のジャム相手にガードキャンセルの練習をしようと立ち回ってみたら、いつの間ににやらSLASHされるという海のリハク一生の不覚があったりもしたが、それ以外は6HSジャンプキャンセルを使用したコンボなども試せたりしたので、まあ満足だった。
 んでボスソル。ん〜〜と、まあ、起き上がり重ね畳が鬼の性能を見せた。つうか、CPUは画面端で浮いたところに空S→空Dと決めると、習性的に9割ほどの確率で受身を取らないので、ガードされていたら、アクセルのところに前述した現象を狙って足払いをヒットさせ、バックステップされていたら畳に引っかかるので、直接ジャンプして追撃すればいい。しかし、なんだかんだで最終的にはもつれこみ、こちらが会心のタイミングで三途渡しを決めて敵のHPを目視不能なまでの状態にしましたが、あと一発という状況で、敵の不用意なダッシュに引っ掛けるつもりで出し続けた遠距離Sが5回ほどガードされ、いつ体力回復されるかびくびくしましたが、結局はヒットし、勝利をいただきました。多分ボスイノ、ソル共にノーミス。おのれジャム。


ファウスト
 結構立ち回り、コンボ共に自信があったので、2ラウンドにして始めてみる。道中は、やはり意外な使いやすさを実感。相手が浮いたと思ったら適当に出しておくだけでおいしい立ちKとか、下手をすれば遠くから連発しているだけでいいレレレの突きなど、あまりこっちに怖い状況がなかった。
 んでまあ、フラフラと浮くボスイノはダッシュの出がかりを立ちKでお帰りいただいて、ボスソルに突入。最初のラウンドは要領が上手く握れずに敗退したが、もはや飛び道具の感覚で重ねられる屈Kと、CPU相手ならば、ガードされててもとりあえず出しておくと相手の動きの出がかりにヒットしやすいメス乗りからのゴーイングマイウェイが火を噴き、残りの2ラウンドを取ってめでたくノーコンティニュークリア。全体的にやりやすい印象が残るプレイでした。
 ところで、ファウストのカンチョウ、もとい刺激的絶命拳ですが、何故かCPUに当てると恐ろしく高い精度で当たりをひいてきます。これはミッションモードで起こっていた現象で、その中でだけそうなっているのかな、と思っていたら、本日、トレーニングモードでサンドバック状態にしてあるCPUにも、同じ事がいえることが判明。三回当てて、三回とも当たりを引いてきました。そもそも、前作ではカンチョウヒット時にボタンを入力しなかった場合、必ず威力中の外れを引くはずだったのだが……?と、あまりに理不尽に思ったので、カンチョウヒット時に、敵CPUにボタンを入力させるという方法をとってみました。ちなみに、Kを二回、HSを一回入力してみましたが、またもの当たり三連続。ここで俺の根気が切れたので、それからは試してません。しかしどういう事なのだろう……?
 ……いや、少し待て。ひょっとして、/になってから、あたりが3つになって外れが一つになったとか、そういうのじゃないよね?……そのはずなのだが……もしそうだったら……どうしよう?


チップ
 もはや語るまでもない不安材料はあるが、そこからは目をそらし、持ちキャラだというプライドと、立ち回りとコンボへの自信を引っさげて、2ラウンド設定を変えずにプレイ。その道中は、まさに楽勝の二文字。それこそ「話になんねえ!」であった。己を知り尽くした怒涛の攻めと、慣れているからこそ見える攻め口を果敢に突き、ボスイノをもものともせず、立ちふさがるものを討ち果たす我らが紙忍者。
がしかし、本物を目の前にしたとき、その弱点を隠し通す事は、僕にはできませんでした。
 ……あれだ。ダウンを奪うための足払いは有効だった。重ねγはバックステップにも刺さるし、ガードされても有利だった。バクチ斬★のヒット率もなかなかバカにできなかった。
だけど足りない。足らないのだ。
 何がとは聞くな。きっと分かっているはずだ。こちらの攻撃は、γから始めると一割減ればいいほうなんだ。向こうのドライン→レーイヴ!は、8割の減りならマシなほうなんだ。こっちは一生懸命攻めるんだ。そして、奴は攻撃を仕掛けているはずのこっちと同じくらいテンションゲージを稼ぐんだ。んで、ちょっともつれたら、「ドォラゴンインストォォル!!」で回復。あの回復に追いつくすべは、チップにはないと改めて悟った。
 それで、制限時間を無限にしてあるので、こちらは逃げる事は許されず果敢に向かい、そして覚醒必殺だろうが回復だろうが、一回の暗転でちゃぶ台返しのごとく、全てがくるくるくるりん。つうか、こっちが奴のゲージ一本減らすだけの攻撃を仕掛けている間に、奴のバーストゲージは2回回復しているような気さえしてくる。
 そんなわけで、3〜4連敗。最後は、一本を死にかけの一撃必殺でとった後、気迫の攻めで続きのラウンドをもぎ取って、終了。長く、苦しく、そして悲しい戦いだった……


ミリア
 自信を持つ要素が弱かったので、1ラウンド設定に戻しての挑戦。事実、4戦目のスレイヤーに1コンティニューという失態をやらかした。
 だが、それを除けば、サイレントフォースを使ったコンボの練習などできて、結構プレイしてて楽しいものがあった。コンボチャンスの時のハイジャンプPが4割ほどの確率で低空バッドムーンに化けたりもしたが、そこは我が腕の至らなさを悔やむしかない。
 それでまあ、苦戦とコンボ練習を繰り返して、ボスソル戦。
 結論から言おう、ノーコンティニューだった。
 おもむろにだすアイアンセイバー、エメラルドレインが、ダッシュでよく突撃してくる織田ソルにはなかなかヒットするので、ペースを奪うのが結構楽。たまに飛んできても、奴のジャンプ高度は6HSの射程内なので、案外叩き落せたりもした。
 んで、起き上がりにHSタンデムトップを重ねるわけだが、これも優秀だった。相手がリバサをしてこなかったというのもあるが、バックステップにひっかかかったときのリターンが高い。2割以上のダメージからダウンに持っていける。そんなわけで、苦労はしても勝率は高いミリアルートであった。


エディ
 正直、イノとアバに並ぶくらい自信がないので、問答無用で1ラウンドにしてスタート。当初の不安どおり、7戦目からコンティニューが必要になるという我がエディのへたれっぷりを披露。その後も、ミリア、ボスイノにそろって2コンティニューほどしつつ、ボスソルへ挑む。
 ぶっちゃけた話、俺の脳内ではラウンド開始前からつんでいる帝王と思われていたので、もうほとんどハナから一撃必殺で切り抜けることを考えていた。事実、当てようとするまでの立ち回りでもがんばれる要素が見つけられなかったしね。立ちKはアクセルの屈Kと同じ理由で、奴のバックステップにあたらんし、屈Kはなんと近Sへのガトリングをすっとばして遠距離Sでかみついてしまうため、バックステップにひっかけてもジャンプキャンセルすらできない。それに気づいたとき、俺には無理と悟った。
 そんなわけで、4回ほど「クタバリ損ないが!火葬してやろうか?!」のセリフを見つつ、最後にはブラック・イン・マインドを決めて糸冬。疲れた。


テスタメント
 これも一応サブキャラという事にしてあるし、CPUには起き上がりに重ねゼイネストが非常に効くという事を前作の経験から知っていたため、2ラウンドにしてやってみた。
 事実、相当に楽だった。
 起き上がりゼイネストは良く決まる上、そこから4割以上もっていける上起き攻めをループできるし、そもそも適当にまいておくだけで向こうは勝手に当たりに来てくれるし、ナイトメアサーキューラーは当てておけば逃げ回るだけで相手のHPが半分ほど減るし。
 と、そんなわけで、今回は強化版ゼイネストで色々遊んだりなどしながら、群がるCPUどもを適当に屠り、10戦目のボスソルへ。
 これも問題なかった。起き上がりにゼイネストやっとけばバックステップは吸ってくれるし、そうじゃなくても5割ほどの確率で普通に向こうが当たってくれる。どこかでナイトメアサーキュラーを当てておけば、向こうがドラインしてもほとんど回復しない上、通常状態ならまともに減らない奴のHPを見る見るうちに減らす事ができる。まるでボスソルキラーとでも言うかのような活躍ぶりだった。
 そんなわけで、ノーコンティニューの上相手に一本も取らせないパーフェクトクリアを果たし、エンディングに移った。エディの後だったので、気分は良かったです。


イノ
 前述したが、個人的に扱いきれる気のしないキャラ三勇の一人である。そんなわけで、これも当然のごとくラウンド数は1に設定し、ファイト開始。
 近作でケミカル愛情のダウン受身不能時間が減り、6Pで浮かせた後に立ちHSを入れた後の追撃ではまずダウンを奪えなくなったのだが、何故かCPUは受身をかなりの確率でしない。おまけに、音符を出すと良く固まってガードしてくれるので、こちらが攻めるのが結構楽だった。
 つまり何がいいたいかといえば思ったよりも楽でした。ということである。
 とはいえ、やはりそもそも根本的な部分で劣ってしまっているので、ボスイノに二回負けたり、ボスソルにも突破口を作り出せなかったりしたが、ボスソルに対しては、前作のあるミッションモードにおいて、攻略本で大プッシュされていた大木をさする手(S)の連発というのが非常に刺さり、ひょっとすれば10発以上は連続で食らってくれる。あとは、もつれたときに覚醒必殺でもかましておけば、一撃必殺を使うまではなかった。
 そんなわけで、全体的に結構楽しかった。エディとはえらい違いである。



 ……と、今日はこの7キャラを攻略しました。
 長いですが、プレイ記の部分は見たいと思う人だけ見といてくれてれば幸いですな。
 では。