だめだこいつ。早く何とかしないと……!!

 本日夜、サイゼリヤで飯をおごってもらった上に、苺ましまろの2巻を買ってもらいました。ありがとうIMO.そしてみんな。ちなみに、TOO HERAT2の漫画を読むことに関しては、いきなり俺の机の中に送りつけられてたりとか、そういう現象がないと起こりえぬ事だと断言させていただきます。
 まあ、そんなわけで2巻の感想。夜も遅いし、なるべく簡潔にしよう。


 まず、第一印象。美羽がどんどんとただのバカになっています。前巻でその存在感を見せ付けた「意味ない上に割を食う」というやぶへび行動がさらに磨きをかけて紙面の上を踊りまわっているような気がしました。ピンポンダッシュして、結局迎え入れてもらうときに門から離れていたので存在をスルーされたシーンは、本当に何故この子はこんな無駄な事しかできないのだろうと、今更に頭を抱えさせていただきました。
 あ、それと新キャラ、アナ嬢もいい感じですね。茉莉には何か、あまり「身近」という雰囲気を持っているキャラクターがいなかったので、そのポジションに守備が配備されたというだけでも存在価値はあると思います。それにしても、学校いらない意地をはる子だなぁ……その意味では、見方によって美羽と同列なのかも。
 そうだ、新キャラといえば。笹塚君最高wこの何のために出てきたのか。漫画的意味が微塵も感じられないのに、何故か顔無しとはいえ話の合間合間のハローワークゾーンにたびたび書かれているその微妙にして微量な愛がなんとも。もし再度の登場があるのならば、ぜひ見てみたいです。……ちなみに、先生から「廊下に立ってろ」以外の言葉を彼にかけてもらいたいと思っているわけではないのが個人的ポイント。とにかくいいのです。男の子の名前付きはこの子だけだしw
 今回気に入ったお話は、アナのうちに遊びに行くお話と、その次の短編集。それに、クリスマスの話でしょうか。前者二つは1P漫画のようなネタがいくつかまとめられてでてくるのですが、それぞれのテンポがよくて楽しみながら読み続けていくことができました。というか、このテンポで美羽のアホ行動を重ねられるとついにおかしくなってくるというかwやっぱり必要な子だよなぁ。……クリスマスの方は、何だかみんなの気持ちがほんわかとしていて面白かった。後はやっぱり、例え漫画の中でもサンタを信じている子供を見ると、なつかしいような、嬉しいようななんともいえない感情がわきあがってきます。何故かわけもなく感謝したくなるようなね。美羽はあいかわらずわけがわからなくてベランダから放り出されていたし、伸恵がカップルの男のほうに蹴りを入れるというような、メイン以外の部分も色々と充実したので、まあ今回の中ではベストかなぁ。