高くついたがいい授業だった。

 今日、母親と「それでもボクはやっていない」という映画を見ました。
 秀逸な出来だったと思います。登場人物の誰も間違った事はしておらず、ただ自分に求められている事ややるべきこと、自分の立場上仕方ないことをやっているだけ、それでもどう見ても納得の行かない結果は起こってしまう。でもどちらかというと、「今の裁判は間違っている」という映画ではなく、「これが日本の裁判です」というありのままを描くことを目的にされていたと思う。それが非常に勉強になった。
 ストーリーとしても不適切な部分は細かい一転を除いては見当たらず、本当によくできた映画だったと感じています。絶対に見るべきとまではいいませんが、裁判について詳しく知らない方は一度見ておくといい経験になると思います。


 どうでもいい話だが、この間友人と映画を見に行ったときに買った心理学の参考文献の内容が肌に合うか不安でしたが、結構面白いので安心した。なんとかやっていけそうです。