100%を越えた絶対的敗北

 弟と大乱闘DXをひさしぶりにやりまして、途中で弟とチームを組み、ハンディオートの設定でCPUチームに勝負を挑みました。とりあえず感想としてはこちらのハンデ合計が8(4・4、3・5)ならば何とかなるのですが、ここから一つ落ちると難易度が高くなったとかそういう問題ではないですね。瞬殺です。それでも、ポケモン亜空間やアイシクルマウンテンといったステージを利用するならまあ勝つことは出来ますが……
 その後は二人でカービィのエアライドをプレイ。今日はシティトライアルはせずにエアライドのみをやりましたが、やってみるとかなりいいバランスだなぁあのゲーム。マシンでゲームが決まる、と言う事がよくありそうであまりない。というか、自分がヘビースターだったり、ギャラックスで相手フォーミュラとか、そういうんじゃなければなんとかなります。ギャラックスのフォーミュラは独走という言葉を再認識できる。ゴール際のデッドヒートはアツすぎる。体力ありにすると、ゲーム性は若干破綻するけどスリルによる楽しみは増す、と思っている。


FE


・賢者


「封印」
 封印は基本的に魔法書が性能、重さ共に優秀である。また、歩兵の魔防は10もあれば高すぎるというくらいなのが封印のデフォルト。そのため、通信闘技場でもこれらの攻撃を使用することが出来る魔法兵の価値は高い。賢者はその中で命中率、速さが高く使いやすいといった感じのふれこみなのだが、実際はそういうわけでもなく、確かに命中率は高いが速さはキャラによって伸びたり伸びなかったり、またドルイドは魔力カンストが29だが、女賢者は30と最高値であったりもする。対象はルゥ、リリーナ、ヒュウだが、それぞれ自慢のパラメータが違うので、クラスは同じでも印象は被りにくい。
 ルゥは技、速さが伸びやすく、他の成長率も高くはないが低くないくらいで、とりあえず速さに安心感があり他の能力もそれなりに充実するので使いやすい。速さがまずカンストするのは通信闘技場ではかなりの強みであり、やはり十分な強さを持っている。魔力は低いように見えてしまうが、リリーナの存在によって低く見られてしまっているのが実際の所だと思う。まあそれでも、魔力がもうちょっと伸びてくれればかなり嬉しいのには違いないが。
 体格は6しかないものの、サンダーストームをのぞけば理魔法で一番重いものがフォルブレイズで、その重さは6と超軽量なので、ルゥでも体格あぶれがない。烈火から封印の間には魔道書に対する革新的な技術進歩があったようですね。なお余談だが、エイルカリバーとエルファイヤーは攻撃力も耐久も同じだが、命中率、重さ、飛行兵特効という点において全てエイルカリバーが勝っているので、実はエルファイヤーの存在価値はない。通信闘技場だとほとんど関係ないけど、ただでさえ魔防がバーサーカー並に低いドラゴンナイト系は神将器とかわらないほどのダメージです。
 リリーナは魔力成長率75%というおかしな数値(なお、HPの成長率の30%増し)を誇っており、魔力は問答無用でカンストします。ちなみに、上限を無視すると彼女の魔力期待値は38です。やべぇよ。
 だがそのかわりなのか、魔力と幸運以外の成長率がかなり低く、特に技はゴンザレスより若干いい程度。だからバーサーカー系と話が合うんだなこの娘。技はもともと理の魔道書の命中率が高いことと、幸運の高さによりなんとかならなくはないが、速さは結構死活問題。なお期待値は21。さすがに26とはいわないので、23くらい(勇者に二回攻撃を受けない)あってもらいたいところ。なお、もし速さが21の場合は、予想だが最速ロイの封印の剣のカモだと思う。……だがそれでも、攻撃力が高い、という事は敵からの攻撃に対してかなりの牽制になるため、フォルブレイズを構えてロイと支援(攻撃力+3、必殺+15)をつけた彼女の通信闘技場における存在感は大きい。さすがはヒロイン、なんだかんだでやってくれる。
 ヒュウは魔力はリリーナに劣り、速さとと技はルゥに劣る……という、いわゆる中間的なユニットに見えるが、実際の彼は「耐える魔道士」である。HPの成長率は75%と歩兵並に高く、守備の初期値が魔道士としては異様に高いため、守備も高めになる。そのため、他の二人とはまるで違った使用法……「物理受け」としての使用が可能で、魔道士系共通の弱点といえる物理攻撃があまり苦手にならない特質を持ったまま、通常の敵が基本的に苦手とする魔法攻撃を仕掛けられるので育ててみると意外に使える。なお、力も技も成長率が低いが、初期値がそこそこ優秀なためなんとかマトモな数値になる。だが、魔防がシャニーと同レベルという低さになるので、レイを初めとするドルイドにはめっぽう弱い。業も低いから当たらんし。通信闘技場で向こうのキャラにレイが混じっていたら、半分ヒュウの役目は生贄である。
 体格が8もあるので、烈火だったらさらに違った扱いを受けられただろうが……一番重い通常射程の理魔道書がフォルブレイズの6だからなぁ。残念。
 封印における賢者の通信闘技場での役割は、特に作戦みたいなものはなく、とりあえずフォルブレイズ持って相手を待ち構え、時にはこちらから攻める。これだけでいいだろう。他の武器の必要性は何一つない。


「烈火」
 能力的にはほとんど変わっていないのだが、封印が軽すぎたとはいえ、あまりにも理魔道書が重くなったのに使用者の体格は進歩していないため、結果的にとんでもない弱体化になった。対象はエルク、ニノ、パント。
 エルクは速さがよく伸びる。しかし、その他の成長率が基本的にあまりよくなくて、かなりいまいちな感じが残ってしまうことが多い。また、速さが伸びるとはいえ、ニノも基本的に速さがカンスト、守備が割と伸びるが、それならパントのほうが上、とあんまり利点になってくれない。しかもこれで体格が6。だが非常に女性との交友関係が多い。なんだか能力と扱いがつりあってないので、個人的にあまり好きではないキャラ。ニノまでジャファルから寝取る必要はあったのだろうか……ところで、セシリアの弱さを見てから彼女がエルクの弟子って聞くと何か納得だよね。さすがにエルクはあそこまで弱くないけど。
 ニノは初期値は低いが、魔力、技、速さ、幸運と全て優秀。また、魔法防御もよく伸びる。弱点はHPと体格だけ。守備は低い事には低いが、どうせ上限は20だしそこまで悪くない。また、HPが低い事はどうせ魔道兵がうたれもろいこと、天使の衣で+7のドーピングが聞くことを考えるとあまり深刻な問題ではないのだが、かなり痛いのは体格。クラスチェンジしても4という異常な低さで、ファイヤーが精一杯。理魔法最強のギガスカリバーが重さ13なので、そのままもつと体格は9オーバー。使えるとか使えないとかいう話ではない。冷静に考えて、速さカンストだろうが17扱いです。ジェネラル以下だ。しかし、烈火の通信闘技場は最後当たりで手に入る武器の威力がとにかく他より並外れているため、基本的にそれがなければ威力的に厳しいので、使わざるをえない。まあそれらの点から考えると、正直通信闘技場で戦うには厳しいだろう。どうしても使うならボディリングは必須。……それでもかなりキツいが。
 パントは初期値が優秀で、成長率も高くはないが悪くない。セシリアが後釜というのは間違いとしか思えない強さである。魔力、技、幸運ともにニノにはかなわないが、それでもエルクより高い(というかエルクが低すぎる)上、体格が8と大きめで、かつ守備が高い。問題は速さなのだが、それさえなんとかしてしまえば能力的に不足はなく、ギガスカリバーやフィンブルなども他の二人よりは安定して使える。実は賢者の中では一番実用的な人かもしれない。ただ、支援A相手がルイーズで固定なので、支援ののびは期待できないが……