エフラムさん。無謀なあんたが好きだから一つ言わせてもらうぜ!

 FE聖魔、闘技場は育成を急ぐ事もないかと思い、ヨシュア、ガルシア、ヴァネッサ、コーマをL12まで育てて終わらせました。エイリークはあえて育てなかった。ガルシアで削ってからレイピアを突き刺してやるつもりが、2%で必殺をおこすガルシアさん。よくある話ですね。
 そこの外伝という形でエフラムが登場し、大胆にも四人で城を落としてしまうわけですが、俺エフラムのキャラ大好きだわ。今まで見てきたロードの中では一番かも。何だかこの皇子というよりも傭兵団の隊長みたいな雰囲気が好き。ただ、さすがに城を攻略した後、「俺は勝ち目のない戦いはしない」といいながらヴァルターの率いる大軍を突破しにいくのはさすがに強がりなのだろうか?本気だとしたら……いよいよもって本物だ。
 攻城戦のマップは見た目と条件的にはかなりの難易度だが、実際は敵が弱く、基本的に動いてこないのでなんとかなる。これがもし紋章やトラキアだったら壁マップになっていたんだろうが、これがGBAクオリティ。でも、ハードだとさすがにきつそうだ。……ところで、名前を失念したがあのパラディンの人、裏切ってる的雰囲気濃厚なのでクリア直前に持ち物を全て他の3人に渡してみましたが、多分これでいいんだよね。


スパロボW語り
フルメタル・パニック!シリーズ


扱い
 作品のストーリー的にはかなり優遇されている……というか優先度が高くなっており、学園生活でかなりの部分のこの作品のネタが披露された他、レナートが最初から最後までちょくちょく出てくる、かなめがラスボスと、ひょっとしたらカズマよりも強く関わりあう、エンディングで宗助がテッサ、かなめともに恋話をばっちりフォローする。という至れり尽くせりな展開。個人的にこの作品の学園パートは好きではないので、今回のストーリーには慢性的な不満を感じた。前作のフルメタ勢は戦闘パート関連の描写がほとんどでよかったのだが。
 敵としては、地味ながら雑魚機体が前作より一体増えている。まあ雑魚だけど。彼ら傭兵の駆るASシリーズは全雑魚中最低といえるかもしれないくらいに弱いが、一部のボスはラムダ・ドライバなどの仕様もあり、全体的に見てもかなり強い。まあガウルンとかガウルンとかガウルンとか。
 ガウルンはマップによっては覚醒と必中を毎ターン使用する時があり、現れたのが敵軍ターンだったりするとコンボでほぼ即死決定だったりするが、決着をつけるマップでは宗助と共に離島に隔離されるので、ゆっくりと体勢を整えて勝負できる。ゲイツ達はルートをちゃんと選択しないと出てきたことすら知らないまま終わってしまうので、よくわかりません。フルメタの中であそこと機体関連だけは扱い悪いかも。


RX−7アーバレスト & 相良 宗助
 前作では攻撃力1・5倍のラムダ・ドライバによって鬼の活躍を見せたこのコンビだが、今回もラムダ・ドライバの能力こそ変わらず、ついでに前作と引き続きの参戦でありながら戦闘グラフィックはほとんどがかなり書き下ろされているという優遇を受けるも、見方の全体的な通常火力がJに比べると格段に上がった中、アーバレストには威力の面であまり変化がないので、結局他の機体とどっこいだったりする。また、他のリアル系よりも頭一つほど運動性が低い、機体小さいのにサイズ無視がない、これは他も同じではあるが、宗助が援護を覚えない、などと割と問題が多く、前回よりは評価ダウンした感じが拭えない。二部の途中でラムダを封印とかしてくれちゃうと、かなりいらない子。そんなアーバレストを出すくらいならテッカマンアキのほうが強いよ。


M9ガーンズバック & メリッサ・マオ
 前作と何も変わらない。すがすがしいくらいに変わってません。精神の役割も使い道も強さも武器も全部ほぼ同じ。つまり、無理して使うほどじゃない。ただ、今回敵の回避値が結構馬鹿にならないので指揮持ちは割りと優秀。あくまで割りと。


M9ガーンズバック & クルツ・ウェーバー
 滑空砲がちょっとスタイリッシュな感じにデモ変更。なんと強制戦闘であしゅらのグールを狙撃するイベントすらあるのですが、やはり機体、キャラ共に性能は変わらない。本当に変わらないので、味方が強いWではさらに力不足に。一度ウルズ・ストライクみたら満足しておこう。


試作D型(?)ファルケ & ベルファンガン・クルーゾー
 フルメタルート選択しなかったので、使った事がない。見た感じだと使いやすくなったラムダ無しのアーバレストみたいな?実力は未知数ではあるが、今回全体的にフルメタの機体が力不足気味なので、やはりそこまでの実力は持っていないだろう。クルーゾーは典型的教官キャラであるせいか、シナリオ会話で出番が結構多い。毎回毎回のスパロボに一人はいるタイプです。


ボン太くん
 今作も隠しで、前作ほど自然な条件では手に入らない。がべつに強くなっているわけではない。全体的にシナリオ中の扱いが飛躍的に向上しており、ボン太くんがポーズを決めた一枚絵や、ラグビー部の量産型部隊はプレイヤーにかなりの印象を残した事だろう。とにかく不必要なくらいに目立っていた。そのせいか、その後の話で、クルツが宗助にボン太くんでの戦闘を求めるが、整備中といわれ「最初で最後の本当に必要なときに!」とクルツが叫んだのが何かツボだった。……ちなみに、今作ではボン太くんに登場していると宗助の精神が変化する。とりあえず脱力を覚えます。


サベージ & セイナ
 途中、一度だけ味方になる。そして結局死んでしまう。Wの第一部はかなりの人が生き残っているので、彼女もそうなのかと思いきや、最後に五飛と恋人同士のヤマ場としか思えないしんみりした会話をして、果てた。おい、カリーニンはどうした。 てっきり隠しなのだと思っていたのだが、どうやら隠しですらなく死亡確定らしい。また、機体が悲しいくらいに非力、別に撃墜数をかせいでも美剣やムウのようなボーナスはなしと、おそらくWで一番悲しいキャラなんじゃないだろうか。その分印象は強かったが。