泣くな。

 最近某T氏からスラムダンクを借りているわけですが、今日でついに全て読み終わりました。さすが多くの読者から聖典扱いされているだけあって、かなり感動できた。というか電車の中で読んでて泣いてしまったので、けっこう焦りました。
 最初読んだときはてっきりこのままキャプテンみたいに、一年ずつ年が進んでいくのかと思っていたのですが、あそこで終わっちゃうんだね……かなり消化不良の気がしなくもありませんが、盛り上がりを考えると確かにあの終わり方がちょうどよかったのかも。引き際を見極められず、ずるずる続いてファンが離れてしまう漫画も少なくないので、やはりあれはあれで英断か。伏線を潰してまでというのはどうかなとは思いましたが。


スパロボW語り


百獣王ゴライオン


・扱い
 まず個人的なことを言わせてもらうと、この作品がなければWにはいかにもてきなスーパー系マジンガーとゲッターしかいなかったことになったと思うので、参戦しただけでも個人的にはありがたかったです。
 内容的にはボルテスやコンバトラーとあまり変わらない感じですが、人の技術よりは人より上の存在が作ったものであるという設定があるためか、それらよりは全体的に未知のパワーの香りがする。クロスオーバー要素としてはライオンつながりでガオガイガーと若干絡み、ストーリー中ではポゾンジャンプしたり最後の遊星主を発見したりと「ええ?」的な活躍ではありましたが、何気に比重は大きかったです。ガルラもけっこうとおして出てくるし。
 敵勢力としてはHP、装甲の高いデスブラック獣人などを率いてくるので、Jのボアザン同様それなりに苦戦するかと思いきや、味方の攻撃力がかなり高くなっているせいかそうでもない、といった感じです。ボスはとりあえずファイアートルネードで乙。
 スパロボに参戦したことにより、BGM冒頭の「プラスワァン!」を初めとしてネタがいくつか見つかり、(一部の)プレイヤーには大うけ。何を隠そう俺もその中の一人だ。


・ゴライオン & 黄金 旭、ファーラ姫、黒鋼 勇、青銅、錫石 宏
 ボルテス、コンバトラーにとってかわるかのごとく現れたWの5人乗りロボ。パイロットは青銅だけ下の名前忘れましたorz
 今までの多人数のり合体スーパーロボットからすると、マジンガー並みの装甲、使いやすい格闘、ファイアートルネードによる攻撃力半減、と能力は高く、少なくともJのコンV、ボルテスみたいなひさんなことにはなってません。精神は最初の頃は使いたい精神が黒鋼にばかり固まっているので不便ですが、終盤になるとちゃんと役割分担できるので安心。ただ、覚醒、再動など、他の機体で覚えにくい精神はあまり覚えてくれないのが若干不満ではあるかも。せっかく装甲があるので、個人的にはバリアを付けてあげる事をオススメ。結構耐えてくれます。ただ、ゴライオンの強化パーツはメガブースター(もしくは、2周目以降ならPASFUで毎ターン加速分のSPを回復)で一つ埋まってしまうし、バリアをつけてると結構燃費激しくなってくるので、よく考えてどうぞ。
 ところで、チーフ、ダンマリ、お天気屋、チビはちゃんとW内で呼ばれているのだが、「向こうっ気」でよばれてなくない?つうか呼ぶ意味無いのか。