あの授業が幻想だったというのか!

「そう。全ては幻だ」
 とD・O・M・Eに諭されてしまいそうな気分です。この間気づいた記載されていなかった教科が、しらべてもらったら二年時以降からの科目でした。レ、レポートまで出したというのに……orz
 ACE3二周目終了。これからフリーミッションでシークレットを取って機体を増やしてから3週目に行くか、3週目、4週目を難易度を変えて先にプレイして、その後でフリーミッションでシークレット回収、全機体でラスボス撃破などのやりこみに走るかを迷っています。。個人的に、フリーミッションでやる以上リアルエースでやりたいし、でもそうすると後のプレイが楽になってしまうし、その間やたらと機体を選んだプレイをしなければいけなさそうだ。かといって先にもう一周回ると、機体も出揃ってないし、シークレット条件はわからないので無駄に時間を食うことになる。どうしようかな……
 それにしても、やっていて思うのはやっぱ俺基本はアクションゲーム派なんだなぁと。いくらやっても飽きが来ない。スパロボは……えーと、好きなんだけどね……もう本当に携帯機でしか出来ないかもしれない……


GWカード紹介
「紫」
・コマンド


慈愛の眼差し
 「前線のフォトグラフ」においてシークレットレアとして出されたカード。GWにおけるシークレットレアにはそれまで「使える」というものが皆無で、ほぼコレクターアイテムとしての存在だったのだが、「前線のフォトグラフ」において、そのシークレットレアであるこのカードと、もう一枚のシークレットレアの「戦技の習熟」は一目でわかる有用性を持ったカードであり、特にこのカードは異常。わかりやすいように先に言っておくと、このゲームにおいて既にエキスパンションが絶版&人気のMS&白PS必須の効果であるため価格が高騰しているフリーダムガンダム(ハイマット装備)の値段が、適当ですが2000〜3500だったのに対して、このカードは一部店舗では万を越える値段が付いた、ということがあります。ヤフオクでは2万も突破したとか。ゲーム間違えてないか?
 コマンドとしての効果は2国で使用でき、任意の資源を支払った場合、その資源の枚数以下の合計国力を持つ自軍カード一枚の破壊を無効にする、というもの。色が紫で、しかも2国と軽いためこれはかなり強力。……だが、GWにおいては基本的に「受身」の体質を持つカードは使われにくい。どんなに効果が強く見えても、防御すると発動する、や敵軍効果で破壊されると発動する、という効果を武器にするユニットなどは採用されづらく、自分から積極的に敵軍の場や本国、手札などを攻めていけるカードが採用されやすい。つまり、「破壊無効」という効果がすでに相手に破壊されるという条件の元にある効果なので、このカードもこれだけならせいぜい「強いシークレットレア」だけで止まっていたはず。
 問題はここからであり、このカードは「ヴァリアブル(3)」を持っているので、自軍国力が3以上ある場合Gとしてプレイすることが出来る。このときの効果は、「自軍カード一枚を取り除くと、自軍本国を3回復できる」というもの。Gなので恒常的に場に残り、しかも0毎効果なので1ターンに何枚でも発動可能。ガッデム!
 一見すると「一枚取り除いてるんだったらむしろつらいんじゃね?」とも思われるかもしれないが、まず、このカードには取り除く対象の制限が一切無いため、たとえ相手のブロックにユニットを出して、こちらのユニットが破壊された場合、その廃棄にカットインしてこの効果を使えばほぼ全くデメリットがなく本国を回復する事ができる。攻撃しているのに回復されているというこの理不尽。また、整備不良、ユリナ・サノハラなどの敵軍プレイヤーからセットされるお邪魔系カードを全て消してしまうことができる(しかも回復つき。これによって武器供与デッキは完全に消えたと思っていいはず)。そして、当然ながら終盤にきた小型ユニット、二枚目の意味が無いオペレーション、余剰Gなど、ゲームにおいて「無駄」となったものが全て「自軍本国を3回復する」というコマンドになったようなものなので、デッキ自体を上手く生かすことが出来る。このように使い勝手のいい回復なので、今までロクな回復手段のなかった緑、赤などにおいて非常に重宝されているもよう。さらにさらに、GWはルールの問題で、カード複数枚をあらかじめ指定してから解決される効果の場合、その中のどれかが効果解決前に消えてしまうと残りの対象にも効果が使えなくなる、ということがあるので、そのような効果に対して、対象にされた中で一番いらないカードを取り除いてしまう事で、被害を最小限に食い止めることが出来るといった面まで持つ。
 このように、「コマンドの強さで500円評価!ヴァリアブルの強さで×2円評価!レアリティで×4円評価!イラストで(このカードのイラストはラクスの一枚絵)×5円評価!ハイマットフリーダム、お前を越える2万円評価だーっ!」的なカードだと思っています。
 ただ、ヴァリアブルとして使う場合、Gのプレイとして扱われるものの、このカードは「国力を発生する」というテキストを持っていないので、実質展開が1ターン遅れる根本的な弱みがあることと、強力とはいえ結局はどちらも相手を叩く効果ではなく、あくまでアドバンテージが取れている自軍の守りを固める効果であるためか、「強力ではあるし、できれば欲しいがなくても戦える」程度に落ち着いている感じかな。
 ちなみに、コマンド効果のほうのX資源には上限が設定されていないため、因縁の鎖(全ての捨て山をジャンクに送るコマンド)などを絡めたコンボデッキのパーツとしてかなり優秀に機能する。
・対するメタカード
 強行偵察……慈愛の本分はあくまでヴァリアブル効果なので、そちらを潰せれば慈愛の実力の70%はおさえたといえるはず。そこで有用なのがこれ。緑1国力のコマンドで、常時タイミングで特殊G1枚を破壊できる。ヴァリアブルとして出た慈愛はGを発生していないとはいえ「特殊G」の扱いなので、このカードで叩き割る事ができます。しかもプリベントつきなので対応もされづらく、出てきた時にすぐ割れれば、慈愛の取り除き効果は戦闘フェイズ限定のため相手にとってしてみればGの展開をとめてまで出したカードが役目をはたす間もなく散ることになり、流れを大きく傾ける事ができるはず。
 クロスボーンガンダムX3(ムラマサ・ブラスター装備)……このカードは赤どころかクロボンデッキ以外では事実上出す事ができないので、本当ならあげるべきではないが、個人的な贔屓の心で紹介。というのも、このカードは慈愛の眼差しに対して非常に有効な効果を持っているから。
 基本的に、破壊無効の効果は戦闘で破壊されたユニットに対して使われるものであり、回復の効果も基本的には破壊された自軍ユニットを取り除いてデメリットなく回復するのが一番の使用用途になることが多い。だが、このカードはそうやって「交戦して相手を破壊している」状況である限り、コマンドとしての破壊無効はそもそもコマンド自体をプリベントすら無視して無効にでき、取り除きは防御ステップや、相手のテキスト使用宣言にカットインして慈愛のテキストを消すことで、この状況下においてほぼ無力化できる。このような比較的広めの限定された状況において、このカードが異常なほどの強さを誇るのはよくある光景。