今日のヤッサバ・ジンは!

「負けるわけにはいかんのだーっ!」


 この台詞大好き。つうかヤッサバさんが素敵過ぎる。なんというか、台詞がいちいち俺のツボにはまる。「自分で恥を語るなんて!」の突っ込みに思わず吹いた。


個人的、ACE3ヤッサバ・ジン名台詞


「時間も息の根も止めてやるぞ!小僧!」
 まず、「キンゲイナーには時間をとめるオーバースキルを持った敵がいるらしい」というのをプレイ前に聞いていた俺にとって、あまりにも衝撃的だった台詞。何がって、時間をとめるなんて能力が何ゆえこんな序盤に出てくるのか。さらにこの台詞をデモ画面で彼が叫んでいる時、彼のラッシュロッドは見るに珍妙な火炎放射器をキコキコと膨らませている最中なので、まるで台詞との関連性が見えない。一瞬素で「この人は何を言い出すんだ?」と思った。


「その通り!だからとっとと降伏しろ貴様ら!」
 ゲインが親切にも新しく出てきた機体がオーバーマンだと説明し、「オーバースキルがあるから厄介」と言った直後、その台詞をうけて言った言葉。何故いきなり敵の言葉に迎合しているのか。そのしたたかさに驚かされた。さらにこの台詞からは彼があまりむやみに戦いを好むような人物ではない事が感じられ、この台詞はヤッサバ・ジンがただのザコではない事を感覚で俺達に教えてくれていたのだと思う。


「時間を止めるオーバースキルを、味わうがいい!」
 交戦中、この台詞が出たのでついに発動するかと思いきや、別に何が起こるわけでもない。一周目はそのまま倒してしまったので、ACE3における「時間を止めるオーバースキル」の謎はわからないままであったものの、二周目はそれを解き明かすべくしばらく粘ってみた。結果、攻撃を受けた時、こちらが静止してしまう武器があると判明。もうこれのことでいいや、と思い、そのままクスィアス・レール砲でお帰りいただいた。


「今日こそ見せてやるぞ!俺の、カッコイイところを!」
 ヤッサバさんのオーバーマンに登場しての再登場となった時の、その決意を万感にこめた、自分が3枚目である事を認識していなければ出るはずもなさそうな台詞。聴いた瞬間思わず吹いた。その直後、彼の新しいオーバーマンのオーバースキルが「姿を消す」という能力であるという事が分かるが、「時間を止める」から「姿を消す」って正直弱体化してないかと。そして彼の後継機(?)にも戦闘力的に目立った要素はなく、姿を消すとはいってもなぜかその姿が消えている間に攻撃されている様子も無いため、これならまだラッシュロッドのほうがデザイン的にも「カッコイイところ」が見せられたのではと思ってしまう。個人的には、「俺の」のあとの「、」によるタメが非常に重要。


「我がシベリア鉄道は!(ry
 上記の登場の後、ヤッサバさんによって自分の属する組織、シベリア鉄道の現状が、この台詞から始まって赤裸々に語られる。わざわざ話すことでも無いのにそんなことを言ってしまうので、ゲイナーからの「自分で恥を語るなんて!」という切り返しが非常にクリティカルヒットしているように思えるが、その直後に彼もまた「背水の陣というやつよ!」と返して、タイトルの台詞に続く。ここからは、彼がただ言葉尻を捕まえられて焦ってしまう三枚目ではないことがのぞく。しっかりと自分で意思を持ってそんなことを言ってのける姿勢に惚れた。でも、「こういったからには勝つしかない」というのは、背水の陣としては弱くないか、正直。……彼のプライドの問題なんだろうが。
 なお、以下全文
「我がシベリア鉄道は! ヴォダラク高僧のエクソダスに始まり! 度重なる戦闘で次々に敗北! おかげで、新連邦内での評価は、下がる一方なのだ!」
 この台詞中にやられてしまう事もこちらの装備、及び難易度では十分にありうるだろう。まあ、その場合は「背水の陣」といえていないので、彼的にはむしろ後で助かったのかもしれないが。


「俺が、弱いわけないだろーっ!」
 その戦闘での散り際の台詞。そんなに姿が消えるオーバースキルを信じていたのだろうかと思わせられる。もしくは彼はそんなに戦闘センスに自信があるのか?敵としての彼の強さは、正直アスハムとはどっこい、オーバーデビルは相手が悪いとしても、とりあえずドミネーターにはかなわんのは動かせない事実だろう。ただ、冒頭の台詞からずっと感じられる、「彼がどれだけこの戦いにかけていたか」という感覚が爆発と共に俺には伝えられました。何故か敬礼をおくりたくなる。やりませんでしたが。


 あとは、オーバーデビルが現れた時、何故か会話に参加してきたかと思ったら「オーバーデビルに凍らされた仲間たちを助けたい」と言ってきたところも彼の味が出ています。別にこの台詞はなんでもないのですが、まずまだ生きていた事に驚かされ、さらにその後ゲインに、うろ覚えですが「それはいいが、戦闘には出さないほうがいいか」みたいな事を言われてしまう彼が素敵。今度は何のオーバースキルで戦うつもりだったのか……


 最近FE聖魔の二次創作を色々と漁っているのですが、直接調べてはいないとはいえ、何故かサレフ×エイリークがまったくと言っていいほど見かけられません。いくらゼトとヒーニアスが強大とはいえ、一応公式カップリングのはずだよね……?これ?正直、これが見つかるよりも先にネイミー→ガルシアなんて話が見つかってしまったのはどうよ。つうか、ぶっちゃけいまだに一つも、その存在すら見たことが無い。