5秒で快感

1週間に必ず連休があるのは心の救いですよね。……ない人も多いと思いますが……さて、明日休んだらまた学校だぜ……マジで走り続ける他はないorz


 なんとなく、最近やったので「さわるメイドインワリオ」「おどるメイドインワリオ」のストーリー紹介と、その両ゲームにおけるワリオのキャラ紹介なんかしてみようと思います。……さすがにメイドインワリオを知らない人はいるまいが、簡単に言うと、さわるメイドインワリオはDSでのタッチペンによるゲームが出てきて、おどるメイドインワリオWiiらしいWiiリモコンを使った体感的ゲームが出てきます。


・ストーリー紹介
「さわる」
 ある日ワリオが安かったからと、携帯ゲーム機を二つ衝動買いしご機嫌で町を歩いていると、その二つのゲーム機をマンホールに落としてしまう。するとマンホールの中から天使のような風体のおじいさんが現れ、ただのゲーム機と二つの画面がついたゲーム機どちらがお前のかと尋ねるのですが、ワリオは「よくわからんが二つ落としたんだから二つとも俺のだ!」と即答。おじいさんには「このうそつきめ!」と一喝されますが、ワリオはやかましいとばかりにおじいさんに飛び掛り、結果二つの画面のついたゲーム機をゲット。しかし何をしても起動せず、疑問を感じていたところ、おもむろにペンで指してみたら動き始め、なんとなくやり方もわかってきた。ここまでわかったところで、「こいつは売れるぞ!また大金持ちだ!」といういつものパターン。彼の傲慢さがよく出ていたスタートだと思いますが、実際爺さんも二つ落としたのに一つしか拾わないというのはいったいなんなんだろう。正直に言えば二つとも差し出す事になるから画面数的に2・5になる計算なのだろうか?ちなみに、このストーリーはゲームを起動した直後のオープニングで流れる事になるのだが、この時点でこのゲームはポーズ以外の一切のボタンを受け付けていないので、タッチペンを使わなければ飛ばす事はできない。何気なくAを押し続けていて戸惑った記憶がある。
 あと、そのオープニングでは無数の鼻虫(としかいえない)をつついて飛ばしたり、カラーボールをペンで引きずって色を出したり、それをたわしで消したりとあそべるが、「スタート」に鼻虫が重なった時にそれを飛ばそうとタッチするとゲームが始まってしまう。……いや、だからなんだというわけではないが、驚いた。BGMは軽快でよいと思います。
 どうでもいいことだが、全体的に話が唐突というか、よく分からないタイミングでミニゲームに入る気がする。


「おどる」
 このゲームにおける物語の始まりのストーリーは、一番最初のステージであるワリオのプロローグシーンにおいて語られているような物で、オープニングではその昔むかしのこと、「作法棒(Wii)」で人々は様々な「お作法(ミニゲーム)」に興じていたが、ときは立って、作法棒のまつられた建物(作法殿)も寂れてしまった……程度のことから始まります。ところで、このオープニングストーリーに描かれているスプランクス(だったかな?)という小生物が、後ろから見るとどうしてもボンバーマンにしか見えない。
 その後のオープニング画面ではWiiリモコンを縦にしてメトロノームのような動きで振ると、画面上のWiiリモコンで一瞬隠れた絵が変化して色々なものが見れたりするのが結構楽しい。ちなみに、Wiiリモコンワリオの頭の所で止まるようになっているのだが、どうにかするとWiiリモコンワリオをぶんなぐることができるのだが、条件がどうもよくわからない。ただ強く振ればいい、というわけではないみたいだが……


ワリオ
 このシリーズにはプレイヤーの分身の役割をはたすキャラクターは存在しないため、そもそも主人公という言葉が当てはまるのかは分からないが、必ず最初のステージにでてくるし、何よりパッケージにもタイトルにもでてくる。立派な主人公だろう。徹底的に傍若無人で自己中心的で欲張りで、遠慮や思いやりという心を全く持っていない性格なのはすでに多くの人が知るところとする下品な黄色。このシリーズでは、基本的に彼が新しいゲームで一山当てようとして、その内容作りに周りの皆を無理やり手伝わせる……という設定のはずなのだが、各人のプロローグ、エピローグを見る限りあんまりそのようには見えない。その事を開発元がうすうす感づいていたのかはわからないが、おどるではそういうストーリーではなくなったしね。一応初代ではエンディングで「手伝ったんだから金くれよ!」と各キャラにつめよられたりしていたのだが……それにしても何故このシリーズの主役が彼になったのかはまったくわからないが、ついに大乱闘出演まで果す事ができたのはこのシリーズのおかげである事は想像に難くない。デフォ衣装もメイドイン基準だし。


「さわる」
 「ただつつくだけ」というゲームを担当する。
 いつもどおり、自宅でくつろぎながらお菓子をついばみ続けるワリオ様。だが、そんな彼にも天罰の時来たれり。突如発生した鋭い歯の痛みに耐え切れず、空に飛び上がってその勢いでバイクに乗り込み、歯科医に。ここでワリオの歯の病原菌(?)をつついて倒すデモンストレーション的ゲームをすることになり、それが終わるとすっかり白い歯に戻ったワリオの姿が!しかし、歯医者に「しばらくの間何も食べてはいけない」と念を押されるも、特に気にした様子なく上機嫌でバイクで帰宅するところで何故かミニゲーム開始。何故こんなところで交通事故と戦わなければならないのかは展開的によく分からないが、ともかくクリアすると彼はケーキ屋を発見し、そこでケーキを10個頼む。あとはいわずもがな、お約束だ。このケーキ屋による時、ワリオは「うまそうな匂いだ」といってバイクを止めるのだが、なんでケーキで匂いがしたのかよく考えると謎な気がする。それとショートケーキを10個かってその場で手づかみとはさすがワリオ様。……ところで、歯医者のワリオの虫歯を治した手法がまるでさっぱりなのだが、個人的な意見としては、物かんだらおしまいなみたいだし虫歯の部分にパステルを詰めただけに一票。でも虫歯の病原菌っていったいなんなんだ。
 ボスゲームはDSの中に入り込んでしまった、という設定の蝿どもを適格にタッチすることで叩き落すというものだが、DSの中に入っているので、叩くとそこが少し割れてしまう。また蝿を放っておいてもDSの液晶を損傷させ、最終的には割ってしまう上蝿は小さくちょこまかと動くので、すばやく、そしてミスのないタッチが要求されるという最初の割にはけっこう技術のいるゲーム。蝿の数が増えると難易度がガラリとかわる。なれないうちにレベル3のこのゲームを攻略するのはほぼ不可能だと思います。秘孔を付くケンシロウのような気持ちで挑もう。……でも、割られたらおわりなのに自分でヒビを入れるのはOKとはよくわからない。失敗すると残ってる蝿が勝ち誇った表情でDSから出てきて僕らに挨拶してくれます。今こそ叩き落してやる時だといつも思う。


「おどる」
 全てのお作法の基本にして、実はこの構えでこのゲームの中の60〜70%くらいの種目はこなせてしまう予感のする究極のお作法、「正面」(作法棒〈Wiiリモコン〉をテレビに向ける)を徹底的にやることになる。説明画面の後ろの絵の、名刺を差し出す紳士が美しい。
 またある日、また自宅でまたいつものようにまたお菓子を食べてまたくつろいでいたワリオ様。しかし、どこからか忍び込んできた謎の小生物がワリオのお菓子の一つを盗んで逃げたため、彼はそれを追って件の「作法殿」の中に入るも、躓いた事でその生物を逃がしてしまう。しかしその代わりに躓いたところで地面にはめ込まれた作法棒を発見し、それを拾うとインディ・ジョーンズおなじみの罠が、というところでミニゲームスタート。ミニゲームに成功するたびに岩が押しとどまり、失敗するたびに岩にひかれる、ということをやるのですが、潰されても何なく復活する辺りさすがあの世界の住人だ。というか岩いくつあるんだ。それとも止められるたびにまた再度転がり始めるだけなのか。……まあそんなこんなでクリアすると、無事外に出たワリオは作法棒を持ったままである事に気づき「おたからゲットだぜ!」と前向きな発言とポーズをして終了になります。このステージをクリアしないと他のステージが出ない辺り、ひょっとしたらここからワリオが作法棒をみんなに広めたという設定なのかもしれない。そしてどうでもいいが、2回目以降にこのステージをやると延々と終わりなくミニゲームをやらされるので、必ず潰される運命のワリオがあわれではある。
 ボスゲームは、大きいうちわで、崖に上ってきた大量のザコワリオや大型メカワリオを吹き飛ばすゲーム。うちわで扇ぐ動きと同じ動きを結構続けなければならないので体力は使いますが、べらぼうに簡単。レベル1なら目を瞑って蒼いでもクリア可能だし、レベル2以降だとメカワリオが風をガードするようになるのですが、ガード中はこちらへの攻撃動作をやめる上、それを解いて攻撃しに来たところを見てから余裕で吹き飛ばせる。多分最初のザコワリオをほうっておいたり、メカワリオに殴られたりすれば面白い事になってたでしょうが……そんなわけでいまだに失敗したところを見たことがない。ボスゲームはクリアすれば機数がふえるため、クリアと失敗では2機分の差があるから重要なのですよ。おどるには各ゲームに「〜〜点以上でごうかく」とかないし。