ああ、次は制限改定だ……

 GWの世界一を決める、GT(グランドトーナメント)決勝の結果が出たようですね。優勝は緑中速で、2位が青赤中速、3位が黒ウィニー、4位も緑中、5位はいわゆる青赤鋼鉄ガンダム、6位が白中。俺は大した実力のない1プレイヤーではありますが、それでもやはり激戦を勝ち抜いたこの6人の方々にはそれぞれ個性的なところが見えるように思います。それが勘なのか実力なのか運なのかはわかりませんが、これをかみ合わせれるのだから凄いものだ。


 それぞれ、構築で個人的に気になったところを勝手に羅列していくと、1位の人は滅多打ちを3積みというのが驚いたそんなに上手く効くんだろうか。まあメインから4キルアドズル対策にもなるわけですが。あとサイドのルイスは何対策なのかが俺にはちょっとよくわからない。あと、オペ割り用なのかサイドにズゴッグEが1枚いるのも個性的。
 2位の方は勝利の陶酔が一枚だけなんですね。どちらかというと除去した上に回復できたらラッキーくらいな気持ちで入っているんでしょうか。というかぶっちゃけ4枚目の来訪者という感じなのかも。あと、絶対的な力って宇宙を統べるものに比べてそんなに使えるんですかね?どうしても邪魔されたくないのかもしれませんが。
 3位の人はこのデッキで勝ち抜いてきたと言う事に凄みを感じる。ヘリオン・イニティウムが両形態ともフル投入されているのですが、いくらブースト持ちとはいってもそんなに強いんでしょうか?つーか決戦なんて久しぶりに見たよ。それにしても、ギャプランなどの便利なカードすら使わず、本当に2国力で纏め上げているが故の爆発力が、この結果を導いたのでしょうか。874と相性のいいマトッシュも採用されていないし、本当に相手が動く前に殴りきることしか考えていない感じだ。あと、いくらガチ党があるとはいえGがわずか8枚というこの思い切りの良さがすごい。……ところでこのデッキ、試作0号機以外にほぼ一切高いカードがないですね。
 4位の人もやはりOガンがお嫌いなようで。そういいつつもOガン対策になる攻勢の機運は入っていないようですが。1位の人もサイドだったし、環境に合わないのかな?それ以外は特に真新しい点はなし、といえるでしょうか。カスフラとグラハムをそれぞれ3積みは目を引きますが。
 5位の方はガンダム隊を出し、出てきたユニットに一気にキャラクターを配備する、いわば鋼鉄ガンダム隊。デッキが驚いたというより、このコンセプトで結果を出しているのが驚いた。陸戦型ジムも入っていないあたり使うカードを厳選している感じで、その結果うまくアナハイムでのブーストが決まって勝ちにつなげたのだろうとは思う。……確かに、3ターン目に出てくるカリストやカロッゾというのは想像もしたくないですな。特にカリスト
 6位の方は、白の強いカードが満遍なく入っている感じのデッキ。シン・アスカをメイン積みは驚いた。輝きももういないようなものだし、正直それをするならレイ2枚でいい気がするんですけどね。ゼロも1でいいのか。まあバックホームが回ればいくらでもドローはできるからなぁ。GT決勝ともなるともはや単なる実力ではなく、自分が戦う相手を読みきった構築をした人が勝ち残る傾向にあると感じますが、この人は満遍なくカードを用意している感じですね。LOブースターもメインに1枚いるし。やはりバックホームのドロー力ならこれができるのだろうなぁ。……ところでこの方、上の方で1位の方と決勝を争って戦ったと書いてあるんですが、それで負けてしまったのなら2位なんじゃないんでしょうか?……俺が何か見落としているか、勘違いしているだけっぽいですけど。


 さて、こうしてGWプレイヤーとして栄誉と景品をゲットした方々には感嘆の意を送りつつ、俺はもうしばらくしたら出るであろう新制限改定に期待したいところです。みんな言っている事ではありますが、とりあえずOガンと慈愛をどうにかしてほしいなぁ。