どうしようもない会社に降りてきた天使

 3週間連続で水曜の2〜3限を休んでしまった。まあ別に落としてもそこまで傷にはならない授業ではあるのですが、最近自分がやらねばならないことを考えるとどうも捨て鉢になってしまって、色々なものを投げ捨てているような気がする。まあでも、今日友人に、俺が関わったある良くないニュースを伝えなければならなかったので、沈んだ気持ちで電話をしたら、向こうはむしろこちらを気遣うような言葉をくれたので、少し元気になれた。……別に毎日が嫌だ、というわけではないのですが、単純に毎日毎日夜までどこかにいて、帰ってきたらもう何もろくにできない、という現状に心が潤いを求めているんだと思っている。まあでも冬休みになったら若干は自由な時間が返って来るはずなので、とりあえず今はもう少し我慢か……


 「ファンタシースターポータブル2」をバイト先の上司のすすめとか弟も興味を持ってたとかそう言った理由で購入してしまいました。しかし、やはり俺のプレイ時間ではぜんぜん弟に追いつけませんね。……ゲームしたいなぁ……
 まあそれはともかく、やはり評判どおり結構面白そうなゲームです。グラフィック、各種性能共にモンハンほど作りこまれたパーティプレイゲームではないのですが、それゆえにモンハンよりも気軽に行動したりできる感じ。あと何より本質はRPGなので、ストーリーモードもちゃんと存在し、一緒にやる仲間がいなくてもストーリーキャラがパートナーとなってくれるので、一人でやっててもパーティプレイの気分が味わえる。あとモンハンや連ザフなどの強敵が出てくる系の協力プレイゲームばかりやってきた自分としては、次々と出てくる敵モンスターを各自の判断で自由に遊撃していく感じは新鮮。テイルズもそういうゲームと言えばそうですが、そこはさすがに自由度が違う。ん?地球防衛軍?あれは、えっと……モンスターと正面からやりあったりできないし……
 ところで、これのストーリーモードは主人公がヒロインと出会い、ある事件に巻き込まれ、そして救出されて、ヒロインがいた会社に入社するところから本章が始まるのですが、ヒロインは「確かにバイトとかすぐやめちゃったけど、私にふさわしい天職が見つからないんだからしょうがない」というあるキングみたいな台詞を言い出すし、社長は女性用下着を経費で落とそうとし、昼から社長席で酒を飲んでいるという体たらく。まあこの二人もここから色々と変化したりする(というか社長はよくある「普段は無能を装っているが」パターンの可能性大)のでしょうが、よくわからないうちに入社する事になってしまった主人公にとって、この歓迎はいささか不安を感じずにはいられないものでしょう。しかし、そんな中で会社の受付嬢がすごいいい人だ。ぶっちゃけ元キャバ嬢的な経歴なのだが、「酒を飲んで絡んでくる人はたくさんいたけど、そういう人達の色んな鬱憤やストレスを受け止めてあげて、その人が笑顔になって、また明日から社会を回していってくれる事がすごい幸せだ」ということや、「この仕事は相手に感謝の気持ちを伝えることができるからとても好きだ」などということを平気でいう。前二人に比べてのこのギャップは、何故か感動を覚えてしまうほどでした。というか、そのこが「イヤなことがあっても、どんな時でもスマイル」という台詞を言ったときに何故か泣きそうになってしまったのですが、あれ、ひょっとして俺何かやばいんですかね。