黒い旋風

 一昨日の記事で2つほど修正。メダロットは4体目も組めました。それと、どうやらメダフォースはあるらしい。

 さて、それはともかくGWエラッタ紹介。今日は黒で。

RMS-108 マラサイ(サラ・ザビアロフ機) (変更前)
戦慄の兵威
UNIT
U-158 黒 2-3-1 C
(戦闘フェイズ):《(0)》このカードの部隊に、このカードと同じ値の合計国力を持つ自軍ユニットがいる場合、このカードの部隊の全てのユニットは、ターン終了時まで+1/+1/+1を得る。この効果は重複しない。

宇宙 地球 [2][1][3]

RMS-108 マラサイ(サラ・ザビアロフ機) (変更後)
戦慄の兵威
UNIT
U-158 黒 2-3-1 C
(戦闘フェイズ):《(0)》このカードの部隊に、このカードと同じ値の合計国力を持つ、このカード以外の自軍ユニットがいる場合、このカードの部隊の全てのユニットは、ターン終了時まで+1/+1/+1を得る。この効果は重複しない。

宇宙 地球 [2][1][3]

RMS-108 マラサイ(シドレ機) (変更前)
戦慄の兵威
UNIT
U-159 黒 2-3-1 C
(戦闘フェイズ):《(0)》このカードの部隊に、このカードと同じ値の合計国力を持つ自軍ユニットがいる場合、このカードの部隊の全てのユニットは、カット終了時まで、ダメージを受けない。

宇宙 地球 [2][1][3]

RMS-108 マラサイ(シドレ機) (変更後)
戦慄の兵威
UNIT
U-159 黒 2-3-1 C
(戦闘フェイズ):《(0)》このカードの部隊に、このカードと同じ値の合計国力を持つ、このカード以外の自軍ユニットがいる場合、このカードの部隊の全てのユニットは、カット終了時まで、ダメージを受けない。

宇宙 地球 [2][1][3]


 黒のマラサイコンビ。そのエラッタ内容は、テキスト中に「このカード以外の〜〜」という一文を加えられたというもの。これらカードはこのカードと同じ国力帯のユニットと部隊を組んで出撃することに意味を持たせられたカード達なのだが、エラッタによる一文がないとこのカード自身も「このカードと同じ合計国力を持つ自軍ユニット」である事には違いないので、このカード単体で既に起動条件を満たしてしまうのである。……とはいっても、それでできることは全体パンプアップと部隊全体をダメージによる除去から守る程度の事なので、仮にこのテキストのまま放置されてもなんら問題はなかっただろうが……やはりもともとのカードデザインと明らかに異なる動きをするカードがあるのは問題なのだろう。


黒い覇道 (変更前)
黒い覇道 / ベースドブースター / 戦乱の兇刃 / エクステンションブースター2
COMMAND
C-22 黒 2-4-1 U
(常時):ユニット以外のカード1枚を破壊する。

黒い覇道 (変更後)
黒い覇道 / ベースドブースター / 戦乱の兇刃 / エクステンションブースター2
COMMAND
C-22 黒 2-4-1 U
(常時):Gとユニット以外のカード1枚を破壊する。

 かつて一度訪れた、GW大エラッタ時に変更されたカードの一つ。変更内容は「Gと」というわずか2文字の追加であるが、これがこのカードにもたらすパワー変化はとてつもなく大きい。変更前のテキストでは、このカードはいともたやすくGを破壊できるのである。今となっては考えられないような効果ではあるが、当時は3ターン目にGを破壊できる制圧作戦、Gをカウンターできる泣き虫セシリアに対して全く制限がなかったため、それより1ターン遅れてしまうこのカードはむしろおとなしい部類だったのである。しかし、いくらおとなしいといっても、仮にゲーム後半に引いても場のキャラやオペを叩き割れるし、場合によっては先攻4ターン目に使うことでゲームエンドに持っていけるこのカードは非常に強力であり、当時は黒、といえばこのカードとヤザンブラビが飛んでくるのは基本であった。
 が、その大エラッタによって制圧はデッキ一枚制限、セシリアはGをカウンターできなくなったのにあわせて、やはりこのカードにも規制の手が加えられ、Gは対象にとることができなくなった。まあ、妥当だろう。あまりにも簡単にGに触れることができたこの3種類が規制されたことにより、GWの環境は幾分おとなしくなった。
 ちなみに現在は、標準以上のサイズと強襲、戦闘配備を持ちながらプレイイン時にこのカードと全く同じ効果を解決できるカテジナシャッコーの存在があり、その立場は大分なくなってしまってきている感はある。コマンドであることや、常時タイミングの利点は少なからずあるが、しかし……

RX-124 ガンダムTR-6[アドバンスド・ウーンドウォート] (変更前)
武神降臨
UNIT
U-193 黒 3-5-2 R
ウーンドウォート系 MS
プリベント(3) 戦闘配備 高機動 速攻 《[1・3]》換装〔TR-6〕 換装〔TR-6〕 《(1)》特殊兵装〔シールド・キャノン〕
宇宙 地球 [4][2][4]

RX-124 ガンダムTR-6[アドバンスド・ウーンドウォート] (変更後)
武神降臨
UNIT
U-193 黒 3-5-2 R
ウーンドウォート系 MS
プリベント(3) 戦闘配備 高機動 速攻 《[1・3]》換装〔TR-6〕 《(1)》特殊兵装〔シールド・キャノン〕
宇宙 地球 [4][2][4]

 GW22弾という十分新しいといえる弾数のレアユニットでありながら、特殊能力以外のテキストを一切持っていないことが逆に目を引き、話題になったユニット。しかし、テキストがないにもかかわらずエラッタを受けているのはいやなんといいますか。
 で、そのエラッタ内容だが、変更前にはあった「換装〔TR-6〕」が一つなくなっているというもの。国力制限のない換装なので、何らかの手段で他のTR-6を早だしできればこのカードに換装できるという意味になるのだが、3国で出せるTR-6(ウーンドウォート)は早だしなどしなくても十分に早く、またこのカードの換装も(1・3)なので最速ウーンドウォートに対応できている。また指定している名称が同じ以上、国力制限のある換装はない換装の下位互換であり、わざわざ同じテキストに書いておく意味はないのだが……そして、結局テキスト不備であったらしくエラッタで修正され、制限のある換装の方が残された。ちなみに、新しめのエラッタされたカードにしては珍しく、テキストが修正されているバージョンがちゃんと作られているらしい。


 ちなみに、これに加えて黒のモノクロ基本Gのうち1種類がライラ・ミラ・ライラのカラーGと形式番号が被ってしまっており、それを修正するというエラッタもあるのですが……さすがに説明する文章がおもいつかなった。