調和の宝札

 この日はこうしてすごそう、という打算が次々に崩れていったので、なんだか心象的に疲れる毎日であった。


 今日、この数ヶ月ずっと考え、悩み続けていたことの、その理由が分かった。すると結局理由が分かっただけでなんら問題は解決していないはずなのに、それだけでずいぶんと心が軽くなるもんですね。心理学部にいて4年たつが、この現象がどういうものなのかは知らないままです。……ちなみに、その内容についてはかなりくだらないことなので割愛させていただきます。


 昨日、落とした財布を受け取るために日暮里まで行くついでに秋葉原〜上野にかけてをぶらりとしてみたのですが、とりあえず秋葉原はてっきりコミケに客を取られているかと思ったがそんなことはない。というか2日目の後だったからなのかな、こっちもこっちで戦場だった。同人ショップの入店規制とか始めてみましたよ。……実はちょっと欲しい同人誌があったのだが、さすがにあの中で本を買いにいけるほど俺は強者ではなかった。んで、そのあとは上野に移って国立子ども図書館にいってきたんですが、俺あの建物大好きなんですよね。それこそあのまわりにきたら毎回入りたいくらいに。本家国立図書館等に比べると実はそこまで見るものが多かったりするわけではないのですが、国の中で一番の、子どものための本の施設として存在するそのたたずまいにあこがれます。
 さて、気がつけばもう8月も半分すぎましたが、9月になってゼミ合宿に入る前に、欲しかった本の購入、前に一度行ったうどん屋に、気になっているカラオケ屋と子ども図書館への再度の来訪、ついでに余裕があれば途中で見つけたプール(遊戯用ではないが)にでも入ってきたいなどの諸々の理由をこめてもう一度秋葉原〜上野間にいきたいかなと思ったのですが、ここまで予定があるなら誰かを誘った方がいいのかもしれないとか思わなくもない……が……


 さて、とりあえずエラッタ紹介の続き。

中東国の支援(変更前)
新しき翼 / ベースドブースター / エクステンションブースター / 白き光芒 / 異世界からの使者
COMMAND
C-9 白 2-3-1 U
(常時):カード2枚を引く。

中東国の支援
新しき翼 / ベースドブースター / エクステンションブースター / 白き光芒 / 異世界からの使者
COMMAND
C-9 白 2-3-1 U
【ターン1枚制限】
(自軍ターン):カード2枚を引く。

 今まで挙げた急ごしらえ、密約らと同じ働きをするカードであるがゆえ、こちらもやはりエラッタされた。変更点も全く同じであり、ぶっちゃけもはや語ることはない。


ガンダムヘビーアームズ改 (変更前)
果てなき運命
UNIT
U-102 白 3-5-3 R
【1枚制限】 《[2・4]》換装〔ガンダムヘビーアームズ
【(自動B):このカードの名称は「ガンダムヘビーアームズ」と同じとする】
【マルチプル>《[2・5]》このカードの部隊が敵軍本国に戦闘ダメージを与えている場合、敵軍プレイヤーは、手札、ユニット、オペレーション1枚ずつを、可能な限り選んで廃棄する】

ガンダムヘビーアームズ改 (変更後)
果てなき運命
UNIT
U-102 白 3-5-3 R
【1枚制限】 《[2・4]》換装〔ガンダムヘビーアームズ
【(自動B):このカードの名称は「ガンダムヘビーアームズ」と同じとする】
【マルチプル>《[2・5]》このカードの部隊が敵軍本国に戦闘ダメージを与えている場合、敵軍プレイヤーは、手札、自軍ユニット、自軍オペレーション1枚ずつを、可能な限り選んで廃棄する】

 この頃に収録されたWガンダムの後継機達は、前の機体と全くの同名として扱い、そのために自身の持つ強力な「マルチプル」効果を発動しやすくなるというシナジーを持っているというデザインがされていた。そのガンダムヘビーアームズ版がこのカードである。相手が選ぶとはいえ、マルチプルの発動に成功するだけで最大3枚ものカードを失わせることができ、また換装前のマルチプルが非常に強力なのでなかなかの評価を誇るカードだったが、このカードが始めて出た頃にはどうやらユニット、オペレーションという記述の前に「自軍」という記述が抜けてしまっていたらしく、この効果をそのテキストのままに解決すると、「敵軍プレイヤーは、自分の手札と、場にあるユニットと、場にあるオペレーションの中から可能な限り1枚ずつを廃棄する」ということになるので、つまり発動したら最低でもこのカードがなぜか廃棄されてしまうということになってしまうのである。さすがにそれではなんのためにあるのかわからないレベルのテキストであったため、このエラッタは単なるミスの修正だという認識で間違っていないだろう。
 全くの余談だが、これの換装前であるガンダムヘビーアームズのマルチプルは、
「自軍ダメージ判定ステップに、このカードが戦闘エリアにいる場合、敵軍手札1枚を無作為に廃棄する。その場合、廃棄したカードの資源コストの値と同じだけ、G以外の敵軍カードを選んで破壊する。この効果では、Gまたは資源コストが0のカードを、資源コスト1として扱う」
 というものであり、発動条件が軽い、廃棄する手札が無作為、その後破壊するカードをこちらから選べる、資源コスト0を廃棄した場合も1枚は破壊できる、とぶっちゃけこのカードの効果に比べてストレートに強力である。他のカードはちゃんと後継機の方が派手な効果になっているというのに、ヘビーアームズのテキストの強力さは書いてある事だけでいうなら現環境でも十分にパワーにあふれているというのもなんだか驚く、と感じてしまうのは俺だけであろうか?