見るがいい!カミーユ君のスーパー能力!

 このタイトルの元ネタが分かる人は多分あまりいないだろう。しかも元ネタとは少し文が違った気がする。……まあいいや。


 ちょっと思うところがあって、自分の頭の中で考えているキャラクターの設定とかを書き出してみたんですが、こうやって簡潔な形にまとめようとするのって結構難しいな。箇条書きなら連ねればいいだけですが、文章で説明するとなるとあんまり冗長にするわけにはいかない。書くべき設定と書かなくていい設定の判別が難しいところ。


 さて、エラッタ紹介の続き。


バスターガンダム (変更前)
烈火の咆哮
UNIT
U-S60 白 3-4-2 U
PS装甲】 《(1)》範囲兵器(3) 特殊シールド(3)
自動A):このカードは、防御に出撃している場合、このカードの「PS装甲」の効果では移動しない。

宇宙 地球 [3][4][5]

バスターガンダム (変更後)
烈火の咆哮
UNIT
U-S60 白 3-4-2 U
PS装甲】 《(1)》範囲兵器(3) 特殊シールド(3)
(自動D):このカードは、防御に出撃した場合、ターン終了時まで、このカードの「PS装甲」の効果では移動しない。

宇宙 地球 [3][4][5]

 防御5、4国リロールイン、そして範囲兵器3というスペックで、堅実なるウィニー殺しとして名をはせていたカードである。しかもこのスペックの上に、弱点となる「出撃したら手札に帰ってしまう」という点を防御に出撃する時のみに限り解消してくれるテキストを持っているので、ますます便利なブロッカー……なのだが、ここに書いてあるようにエラッタ前のテキストはその内容が少し違う。
 まず解説すると、GWにおいて(自動A)とは常に起動し続けている効果であり、(自動D)は一度条件を満たし起動した場合、その後は基本的に本体がどうなっても効果が解決される効果である。よって、(自動A)によるテキストは常にそのテキストに適合しているかどうかをチェックしつづけ、適合されなくなった時点で自身の対象から外れる(例えば、「戦闘エリアにいる場合」の自動Aなら、当然配備エリアにいる時は外れている)。よって、このエラッタ前のテキストの場合
バスター防御に。(自動Aが適用される)→ダメ判まで終了、帰還ステップ開始。(適用内)→帰還ステップ規定の効果で配備エリアに戻る(「防御に出撃」している状態ではないため自動Aから外れる)→ターン終了時の処理の最後にPS装甲の効果起動。手札に移る。(自動Aから外れているため)
 という処理になり、結果的にテキストの意味が全くなくなってしまっている。それがエラッタにより(自動D)による構文になったことで、防御に出撃したターンはPS装甲のデメリットをもらわずにすむ、という想定されていたとおりのテキストにやっとなったわけである。
 全くの余談だが、この場合(自動D)テキストのほうが(自動A)テキストよりも使えることはいうまでもないが、防御に出撃したバスターが何らかの効果によって帰還せずに帰還ステップ規定の効果後に戦闘エリアにいる場合、この(自動A)のテキストでも移動しない事ができる。が、最も現在のカードプールでは不可能な上に、現在のルールではこの場合ゲームから取り除かれてしまう。やはり忘れてやったほうがよさそうだ。


シン・アスカ (変更前)
烈火の咆哮 / エクステンションブースター3
CHARACTER(UNIT)
CH-S50 白 2-5-0 R
(自動A):《[3・5]》このカードは、白以外の指定国力を持つ、敵軍コマンドの対象にならない。
M Ch CO [2][2][2]

シン・アスカ (変更後)
烈火の咆哮 / エクステンションブースター3
CHARACTER(UNIT)
CH-S50 白 2-5-0 R
(自動A):《[3・5]》このカードが属するセットグループは、白以外の指定国力を持つ、敵軍コマンドの対象にならない。
M Ch CO [2][2][2]

 SEED DESTINYが放送されると決まり、その顔見せとして出てきたシン・アスカ。故に絵柄は単純なバストアップ絵であり、フレーバーも「〜〜時に種死やるから、見てね!」的なものである。が、当時このコマンドアンタッチャブル効果は結構普通に使い勝手がよく、さらに後に出てきたシン・アスカはどいつもこいつも微妙なものばかりであったため、アニメ種死でのシンの扱いともあわせて「アニメに出ていなかったころが最強」としばしばネタにされることになる。(もっとも、エクテン3で再録された方はさすがにあのいかにもという設定絵ではなくなっていて、フレーバーもあったのだが)
 さて、そんなこのカードのエラッタ内容だが、エラッタ後は「このカードの属するセットグループ」となっているのが「このカード」になってしまっている。このテキストだとこのカードは単にこのカードが公開処刑などをくらわないだけであり、このカードがセットされたユニットに使われたザンネック・キャノンや核の衝撃は素通しという事になってしまう。さすがにそれではあんまりにもパワーが低いということか(まあ単なるミスだろうが)、すぐエラッタされたようである。よかったね!

エンディミオンの鷹 (変更前)
刻の末裔
COMMAND
C-S8 白 2-3-1 R
(防御ステップ):敵軍ユニット1枚に2ダメージを与える。このダメージは減殺できない。

エンデュミオンの鷹 (変更後)
刻の末裔
COMMAND
C-S8 白 2-3-1 R
(防御ステップ):敵軍ユニット1枚に2ダメージを与える。このダメージは減殺できない。

 あんまり強くはないが、何気に対象にほぼ制限がない上に減殺されないので便利といえば便利かもしれないコマンド。さて、そのエラッタ内容だが、「エンデミオンの鷹」ではなく「エンデミオンの鷹」だということらしい。ムウさんファンには怒られてしまうかもしれないが、言わせてもらわなければなるまい。どうでもいい。だが、こんなもうともすれば放置してもいいレベルの誤字をちゃんとエラッタで対応するところは少し好感が持てるといえば持てる。……なんか今こういうのがあったらスルーされそうなんだよな……