パールプレゼント

 今日になってようやく、以前俺がさくらんぼカレーを土産に贈ったののお返しとばかりに、navimasoが土産にくれたパールカレーを食べる事ができた。以下感想。


 結論からいうと決してまずくはない。ルーは具材、色共にクラムチャウダーかと見間違わんばかりで、まず口に含んだ時にもこれはクラムチャウダーをご飯にかけたものと大差ないのではと思ってしまったりしたが、少しするとまずカレーらしく辛みが出てくる。この辛みがそれまでの味や風味などからは想像できない異質さを放っており、おそらく実際にはせいぜい中辛のカレー程度の辛さであると思われるのだが、やたらと印象に残る。……つまり何がいいたいのかというと、カレーとしての辛みが完全に浮いてしまっている。
 また、ちょうど食べ終わった時辺りの、いわゆる後味にクラムチャウダーには存在し得ないものがある。それが何かといえば、「真珠味」という他ない。当然俺は真珠を食べた事があるわけではないが、何といえばいいのだろうか。貝の殻の内側を削り取って口に含んだ時のような妙な硬質感を感じる。おそらくこのカレーがパールカレーたる所以は具材に肉ではなく貝を使用していることと、まさにここにある(それと、やたらとクリーミーなルーの微妙な高級感もか)のだと思われるので、正直食べていて愉快な工夫かということについてはあえて触れないのが賢明だろうか。
 しかし、最初のうちはカレーを食べているんだかクラムチャウダーのご飯和えをたべているのかわからないくらいだったが、半分も片付けるころになってくると味と食感に大分慣れてきて、特に違和感なく食べる事ができるようになってくるので、美味しいのではないか、と考える事も十分可能になる。ただ、最後の最後まで行ってもどうしてもルーだけをすする気にはなれなかったので、かなりご飯を増し増しで食べていた事だけは追記しておこう。
 なんというか、パールカレーはそんな奴でした。


〜今日あったこと〜
 昔ボンボンに「GEAR戦士電童」のコミカライズが掲載されていたのですが、これの最終回ですでにエネルギーが切れてしまった電童が、地球の赤道付近に陣取る事で地球の自転を利用して自機のタービンを回すという衝撃的というかなんというかなシーンがあったのですが、今日なんとなくそれについて書かれたところとかあるかなと思って検索をかけてみたら、そもそもこの話題を発見できたのがはるか昔のボンボンスレだけだった。なんだかショックをうけたのでここに書いておきます。しばらくしたら「地球 自転 電童」でこのブログが真っ先に上にくることを祈るとしましょう。