遅れてきた男

maxsisyo (@maxsisyo) | Twitter
 そういえばツイッターを始めました。今のところツイッターの機能を使っているというより単純に心のメモ帳にしているだけですが、よければみてやってください。
 しかし、ツイッターのおかげでというかせいでというか、これからこっちに何か書くのは結構しっかりしたネタがあるときだけになるかも知れぬ。

いやぁ実習は強敵でしたね。

そんなわけで2週間、実働は9日における図書館実習が終了しました。やはり図書館の仕事はいいものですね。まあやはりというか「問題のある方」の来館も少なくはないですが……まあしょうがない。実習中のことはいい思い出になりそうです。……居眠り一件と遅刻一件を除けば……
それで明日からはまた学校です。卒論と向き合わなければ……


以下今日思ったことの羅列。本来こういうのを書くのにはツイッターがいいんだろうな、と興味を持ち始めている。


・今回は同じ実習先に配属になった同じ大学の方が1名いて、色んなことを話したが、一番話した話題は図書館のことを除けば「我が校の事務員のやる気のなさについて」であった。
・コンビニに行ってたらこのおにぎりがないと思わずギアッチョみたいな台詞をいいそうになってしまう。
・実習が終わりなので最後に実習館近くのお好み焼き屋に来てみたが、さすがに一人でお好み焼きは無謀だったのではと反省している。

めがでてふくらんで

 自分は議論がはっきりいえば好きです。というのも、それは自分の考えと相手の考えをすりあわせる行為だからです。議論を繰り返すことが自分だけでは気付けない視野や思想を広げてくれると思っているからこそ、俺は議論をします。ただ、確かに議論に興味のない人にそれを押し付けるのは問題だと反省中。自分の意見を誰かに言うということを、誰もが嫌いはしない行為であると思っていた俺の思い上がりですね。
 しかし、俺がかつて心理学部に入った理由はまあ色々ありましたが、一番の目的は「自分を知りたい」と思ったからでした。自分がどういう原理で動く、動きたがる人間なのかを解き明かす事が少しでも深くできれば、その分だけ俺は自分の思想と現実の乖離に悩まなくてすむと思ったからです。ですが今になっても俺はこういう、考えたってしょうがないことを考え続け、それを言葉に出そうとして失敗する人間になっています。そんな状況を人間らしくないといわれてさすがに腹は立ちましたが、でもある意味そのとおりなのかもしれませんね。思い切って言うと、俺の思考や思想は「現実の人」から離れすぎているのかもしれない。
 俺が一番嫌いなものは、「相手への敬意を全く持たない態度」だというのが今の俺の思想の中での一応の結論ではありますが、実際に俺が感じる感情として、はたしてその通りなのかは考えても考えても分かりません。考えなくてもいいことを考えない秘術みたいのはあるのだろうか。多分その秘術があっても理屈をこねだすのが俺というオチがついて、どうにもならない気はするが。
 ……まあとにかく、議論したくない人に長々しい理屈をふっかけるのはやめようということだけははっきりと思った。


 今日の図書館実習では館の近くの小学校に行って、図書館職員の方がブックトークをするのを見ていたのですが、1〜3年生くらいの子は素直でかわいいなぁ。本を出すと即座に反応してくれるし。思わず教員になりたいとか一瞬考えてしまうくらいかわいかった。でもこのかわいさは一体いつまでつづくのだろうとも思ってしまう。少なくとも中学二年のころにはなさそうだ。早ければ小5〜6あたりで俗に言う「小生意気なガキ」の集団だろうか。……反抗期とか万能感とかの状態がだいたいいつだったかよく覚えてない。
 しかしその中で読まれた絵本の一つで「うえきばちです」という絵本があったのだが、なんとうえきばちのかわりにのっぺらぼうをうえる、という驚きの本で、何故のっぺらぼうか、ただのナンセンス絵本で特に意味はないのか、などと思っていると「のっぺらぼうに水をやると『め』が出てきて『は』がはえて『はな』が現れました」という展開になったので思わず「なるほど」とか言いそうになってしまった。でも普通に感心したのでこのネタを何かに使えないかと思ったが……さすがにちょっと思いつかないなぁ。

「理想」を「現実」に変える力!

 最初「理想を現実に変える能力」って書きそうになってこれじゃまるで東方だと思いとどまった。俺の脳は結構侵食されてしまっているようだ。


 さて、インヴェルズがだいぶ固まってきたので、レシピでもあげてみようかと思う。なお、ここにあげているのは制限改訂2010年3月の物です。最終的に覇権を争わせる時は最新版に適応させようと思ってはいますが。

闇属性代表インヴェルズデッキ、maxsisyoの遊び心版。

最上級 6
トラゴエディア 1
インヴェルズ・ガザス 1
冥府の使者ゴーズ 1
インヴェルズ・ギラファ 3


上級 3
インヴェルズ・モース 3


下級 14
終末の騎士 3
スナイプストーカー 1
ダーク・グレファー 1
クリッター 1
ゾンビキャリア 1
ライトロードハンター・ライコウ 2
インヴェルズの斥候 3
バトルフェーダー 2


魔法 15
悪夢再び 3
大嵐 1
おろかな埋葬 1
サイクロン 1
侵略の一手 3
洗脳−ブレインコントロール 1
増援 1
手札断殺 2
二重召喚 1
闇の誘惑 1


罠 2
強制脱出装置 1
聖なるバリア −ミラーフォース−1

 これを見て色々突っ込みたくなったあなたは正常です。その観察眼ならいいデッキが組めるでしょう。ぶっちゃけこれは俺がTFで遊ぶためのレシピです。なんとなくたまにはガザスを出したい気分の時にガザスを出せるようにデッキに入れるくらいの気持ちでガザスと二重召喚が入っているし、相手のミラフォ激流等さえ潰せれば勝てると思っているので一手が3枚入ってるし、ぶっちゃけ斥候は3枚も入れる必要ないのですが、そのスペースを考えるのが面倒になったので入っているありさまです。あとミラフォは緊急用。CPUは攻撃前に魔法or罠を排除するという戦法をあまりとらないのでひっかけやすい。普通に組むなら入れないほうがいいでしょう。あとダムドの手に入れ方が分かってないです……
 さて、それはともかく、来る6勢力NO1決定戦ではさすがに相手も人間だし、ガチで行こうと思うのですが……多分こんな風になるかな。


最上級 6
トラゴエディア 1
冥府の使者ゴーズ 1
ダーク・アームド・ドラゴン 1
インヴェルズ・ギラファ 3


上級 3
インヴェルズ・モース 3


下級 16
終末の騎士 3
スナイプストーカー 1
ダーク・グレファー 2
ゾンビキャリア 1
カードガンナー 1
ライトロードハンター・ライコウ 2
インヴェルズの魔細胞 1
インヴェルズの斥候 2
バトルフェーダー 3


魔法 13
悪夢再び 3
大嵐 1
おろかな埋葬 1
サイクロン 1
侵略の一手 2
洗脳−ブレインコントロール 1
増援 1
手札断殺 2
闇の誘惑 1


罠 2
強制脱出装置 2

 多分こんな感じにすると無難なんじゃないかなとは思う。相手の墓地除外対策用に何かカードが欲しいが対策の仕様がないので、そう言った意味では魔細胞を斥候にするべきかも(というかこの魔細胞のスペース自体が自由枠に近い)。あとダグレは1で十分かも。あと、実は斥候を機能させることよりも上手く上級を引く事の方が難しいデッキなので、無理して墓地におとした上級を悪夢再びで拾う際にカラスが飛んできても泣かないで欲しい。……まあ、想定された戦いでは墓地除去はマインドオーガスくらいしかいなかったとは思うのだが……
 あとウィルス系を入れてみようかとも思ったけど、正直よくわからんのでとりあえず今回はパス。


 なお、いくぶん俺の組んだデッキなので、疑問な点に対する質問や代替案の提示はいくらでも受け付けております。一緒にインヴェルズを考えよう!

そのリリースを侵略行為と見なす。

「あーつれー!俺実質1週間休み無しで働いてたからまじつれーわー!実質一週間だからなー!マジでつれー!」


 インヴェルズがだいたいわかってきたので、次はジェムナイトを組もうと思っているのだが、ガイアパワーでふくれあがったアレキサンドかパーズでビートダウンする構築にするか、反転世界などを使用する形にするかちょっと迷っている。でもまずは使ってみてからかなぁ……


 インヴェルズ紹介の続き。


《インヴェルズ・マディス》 †
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻2200/守 0
「インヴェルズ」と名のついたモンスターをリリースして
このカードのアドバンス召喚に成功した時、
1000ライフポイントを払う事で、
自分の墓地に存在する「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体を
選択して特殊召喚する。

個人評価:C
 要するに墓守の長みたいなもの。あちらよりも攻撃力が高い、ライフポイントを払わなければならない、という違いはあるが、こちらは墓守とは違い、アドバンス召喚に特化した構築になっているのでこのカードのアドバンス召喚自体はたやすい。リリースしたカードの損失を帳消しにするどころか、墓地の肥えようによってはそれ以上のアドバンテージが約束される効果ではあるが、当然斥候の効果使用からこのカードを召喚しても効果は使うことができず、これが致命的に痛い。また、効果が使えたとしても現状インヴェルズは場にいるだけで強い、というようなモンスターは存在せず、どいつもこいつも守備力0であるためむしろ戦闘には弱い。またこのカードの攻撃力も生贄1体ラインを目に見えて下回っているというのも非常に悩みどころだ。このような点から、特にこのカードを採用する面白みを感じなかったので、俺の初期インヴェルズにすらこのカードの居場所はなかった。
 だが、現状のインヴェルズがあんまりにも斥候頼りなので、試しにこのカードや呼ぶものを主軸(というかあえて斥候をオマケ)にしたインヴェルズを現在試してみているのだが、呼ぶものをリリースしてこのカードの召喚に成功すると一気にモンスターが3体並ぶのは割と馬鹿にはできない。……馬鹿にはできないだけで、堅実に斥候を呼び続ける方がやっぱり強そう、というか強いのだけど。


《インヴェルズ・モース》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守 0
「インヴェルズ」と名のついたモンスターをリリースして
このカードのアドバンス召喚に成功した時、
1000ライフポイントを払う事で、
相手フィールド上に存在するカードを2枚まで
選択して持ち主の手札に戻す。

個人評価:A−
 ステータス、レベル共に帝と共通しているところがあるが、それがインヴェルズになるとバウンスと効果的に弱めな代わりに2枚戻せる効果になった。普通に強力であり、相手の邪魔なカードや強力な上級系モンスター達をバウンスという通りやすい除去効果で除去することができる。攻撃力も2400と標準ラインであり、この点でもマディスとは一線を画す。
 だが、このカードを運用してみて感じる事としては、ライフコスト1000が意外と馬鹿にならないという事である。というのも、マディスの場合はそのライフコストで自分の場を固める効果であるためあまり気にはならないのだが、このカードの効果は基本的に「その場しのぎ」となりやすい効果であるため、返しのターンに強大な攻撃力が襲ってくる可能性はのこりやすくもある。効果の使用が1度ならともかく、ギラファを引けない状態でこのカードに頼って戦うことになると、自分のライフポイントは目減りしてしまう。この点でインヴェルズの利点の一つである「侵略系で使いまわせる」という利点をある程度阻害する効果になっているのは事実ではないかとは思う。
 とはいえ、現状の上級系インヴェルズのカードプールでは間違いなくギラファにつぐナンバー2の位置にいるモンスターといっていいだろう。インヴェルズは爆発力がない分確実に毎ターンダメージを刻んでいきたいので、2枚除去はやはり優秀だ。おそらく、現実的に考えるとインヴェルズ上級系はこのカードとギラファを3ずつのみ積む、というのが無難だろうとは思う。


《インヴェルズ・ギラファ》 †
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2600/守 0
このカードは「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
「インヴェルズ」と名のついたモンスターをリリースして
このカードのアドバンス召喚に成功した時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して墓地へ送り、
自分は1000ライフポイント回復する事ができる。

個人評価:S+
 押しも押されぬインヴェルズのエース。リリース軽減効果のおかげでリリース1体なのに攻撃力2600と基準の頭ひとつ上の攻撃力を持ち、召喚時の効果もガイウスのような除外ではないとはいえ墓地送りで確実にアドバンテージを稼ぎ、さらにライフまで回復する。守備力0すらインヴェルズにおいては悪夢再びの対象に入るという利点になっているため、まさに書いてあること全てが強い。少なくとも現状では、どんな形にするにしろ3枚確定の上級系モンスターである。
 墓地送り、リリース1体で攻撃力2600が強力なことについてはあえて語るまでもないだろうが、オマケ的ではあるながらもライフ回復も相当便利。というのも、インヴェルズは基本的には相手ターンにはたいした伏せもなく、前のターンに召喚したインヴェルズが一体のみという状況で戦うことになるため、総攻撃を受けるとそれをおさえづらい。仮に侵略の一手等で相手の除去をかわすことができたとしても、結局フィールドは空になってしまうし……しかし、悪夢再びや侵略の一手等でこのカードを使いまわしていけば、相手のカードを除去しつつライフポイントまで安全圏に持っていくことも可能であり、これだけ使いまわすことに旨みのあるモンスターもそうはいない。正直、基本的にインヴェルズデッキにおけるモースはこいつの出しそこないである。

《インヴェルズ・ガザス》 †
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守 0
「インヴェルズ」と名のついたモンスター2体をリリースして
このカードのアドバンス召喚に成功した時、
以下の効果から1つを選択して発動する。
●このカード以外のフィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
●フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。

個人評価:B
 一応現時点ではインヴェルズの親玉的な存在と思われるカード。それらしく2体のリリースを必要とし、召喚に成功すれば一気に周囲を除去するという大物的効果を持っているが、正直に言うと、召喚に手間がかかる割にはモンスターか魔法罠のどちらかしか除去できず、かつ自分のカードも巻き込むというのはあんまり使い勝手がよくない。せめて自分以外の全てのカードか、相手だけを除去するのであればワンチャンを求めて普通にデッキにも入ったかもしれないが……また、生贄が2体必要でありながら攻撃力が3000ラインに届いていないのも個人的には評価を下げる。どうやら、インヴェルズの面々はレベルが一つ上がると攻撃力が200あがるというデザインのようなのでしょうがなくはあるのかもしれないが……でもまあ、二重召喚と併用すれば案外普通に召喚できたりもするし、悪夢再びで拾えるのは共通なので、モースとギラファを3枚ずつ突っ込んだ後、後もう一つ上級系が欲しいなら入れてもいいとは思う。入れないほうが多分強いけど。

《侵略(しんりゃく)の一手(いって)》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する、アドバンス召喚に成功した
「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体を手札に戻して発動する。
自分のデッキからカードを1枚ドローする。

個人評価:S
 ギラファ、悪夢再びにつぐ、もう一つのインヴェルズならではといえるサポート要素がこれだと個人的には思う(斥候は黄泉ガエルと性質が同じなので除外)。そもそもインヴェルズのアドバンス召喚ができないと完全に腐ってしまうのは痛いが、それでも速攻魔法と言う事で自分のターン、相手ターン共に自身のインヴェルズを相手の除去から守りつつ、確実にアドバンテージを保持できるのは大きい。これが手札にあると例えば相手伏せ1枚、モンスター1枚(アドバンス召喚したインヴェルズで戦闘破壊はできる)という状況でも何の葛藤もなくモンスターを狙う事ができ、奈落激流などもおそるるに足らない。さらに次のターンになればもう一度効果が使える。これでギラファをうまく使いまわすことができようものなら、その度に相手とはさまざまなアドバンテージ差をつけることができるだろう。だが、手札に戻し場に干渉しないという性質上その後総攻撃を受けやすいので、このカードの効果後も含め、バトルフェーダーなどとあわせてにぎっておきたいところではある。

《侵略(しんりゃく)の波動(はどう)》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する、アドバンス召喚に成功した
「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体を手札に戻して発動する。
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。

個人評価:A
 侵略の一手の相互互換的カード。こちらは戻して破壊できるので、侵略の一手のように総攻撃を受けるという可能性も低く、シンクロ素材の妨害をしたり、エンドフェイズ時に使うことで正体の分からない伏せカードを安全に割り、返しのターンで遺憾なく手札に戻したインヴェルズの効果を発揮させるという使い方もある。非常に便利ではあるが、侵略の一手と比べるととにかく「罠である」「発動に対象のカードを必要とする」という2点がネック。一度セットするまで当然使用できないので斥候を素材にしたアドバンス召喚時に飛んできた除去に対応する事ができず、相手がカードを並べる前にサイクロンなどで叩き割られるとほぼ無力でもある。使い道はあるのだが、大きな使い道である「上級インヴェルズを手札に逃がしつつアドを保持する」という点において一手に比べると劣っているといわざるをえないため、最終的にはこのカードを入れるスペースで一手を増量することになるだろうか。

《悪夢再(あくむふたた)び/Recurring Nightmare》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する守備力0の闇属性モンスター2体を選択し手札に加える。

個人評価:S
 インヴェルズ関連ではないが、もはやインヴェルズ用と言ってもいいレベルでインヴェルズと相性がいいので、この場でついでに紹介してみる。インヴェルズは門番以外の全てのモンスターが守備力0なのでこのカードに対応しており、デッキにしてももともと斥候のためにカードを墓地に送るギミックが多く搭載されているので、拾いたいカードを墓地に落とす事も比較的に容易な上に、このカードで2枚を回収することでそれらのディスアドをごまかしてサーチとすることもできる。またある意味存在自体がディスアドになっている魔細胞にとっても非常にありがたいカードだ(現状だとそこまでして魔細胞を使う意味は薄めではあるのだが……)。とにかく手札にあるだけで強引な墓地肥やしにもデメリットがなくなり、非常に便利なので3枚フルが定説でいいと思う。なぁに、どっちにしたってDDクロウはきついんだから問題ない。

インヴェルズの侵略!

次の遊戯王のパックで新しい六武衆と一緒に新しい剣闘獣も追加されるらしいですね。……これは俺の時代といわざるをえない。


 なんかカードが集まっていたのでTFでインヴェルズを組んでみた。使ってみると……結構強いなコレ。そりゃガチの帝コントロールと比べてどうかといわれるとアレですが、思っていたよりも各種カードが取り回しやすくていい。むしろこれからカードプールが増えるとどうなるのだろうとか思うくらいのレベル。
 とりあえずまずは各カードの性能を把握するべく、マディス以外のインヴェルズ関連を全て適度に突っ込んで(マディスを抜いた理由は後述)組んでみたデッキで10戦ほどやってみて、それぞれについて思ったことなんか書いてみようかな。

《インヴェルズの斥候(せっこう)》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 200/守 0
自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、
自分のメインフェイズ1の開始時にのみ発動する事ができる。
墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事はできない。
このカードは「インヴェルズ」と名のついたモンスターの
アドバンス召喚以外のためにはリリースできず、シンクロ素材とする事もできない。

個人評価(このカードがどれだけインヴェルズデッキに必要かという評価):S
 アドバンス召喚を肝とするインヴェルズのまさに生命線となるカード。要するに上級インヴェルズ達の効果発動条件を満たす代わりに相当制限がついた黄泉ガエルなのだが、闇属性、レベル1なのでフィールドに出したり墓地に送ったりする手段が迷うほどあり、使い心地は悪くない。少なくとも現状ではインヴェルズはこのカードを戦術の軸とした戦い方が最も無難だろう。墓地除外や弾圧(開始時にしか発動できないので、その効果を無効にされるともう一度は使えない)など当然弱点はあるので、実戦レベルで考えれば頼り切るのも危険ではあるが……ただ、先述のようにとにかく墓地に送りやすいので多少の妨害くらいならなんとかなるかも。
 しかしこいつのデザインなんかかわいいよね。こいつが繰り出す攻撃力200の攻撃ってすごいほのぼのできる気がする。……DTなら見れるのかな?

《インヴェルズの魔細胞(まさいぼう)》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードは「インヴェルズ」と名のついたモンスターの
アドバンス召喚以外のためにはリリースできず、
シンクロ素材とする事もできない。

個人評価:B−
 斥候に比べると即効性のある上級インヴェルズの召喚サポート効果である。手札を消費してしまうので上級インヴェルズで確実にアドバンテージを取る、という戦術が成立しづらくなるが、侵略の一手などとの兼ね合いとしてまずは出すのが大事という場面も多いし、悪夢再びでもう一枚他のインヴェルズと一緒にサルベージできるのでそこまで問題ではない。最大の問題は、とにもかくにも斥候との共存が全くできないところだろう。このせいで、斥候による上級インヴェルズループが始まると完全に手札で腐ってしまい、かなりの無駄を感じてしまう。だが、腐ってもインヴェルズであり、断殺やグレファーのコストとして使いやすく、また基本的に斥候が最大限機能しているうちは負けづらいということもあり、基本的には序盤で斥候を落とせなかった時の場つなぎ的な気持ちでデッキに入れて、斥候が回りだしてから手札に引いた後は、手札コストと考えつつ、斥候が何らかの手段で妨害された時の保険として握っておくという選択肢はなくもないか。……とはいえ、やはり現状では戦力その他との兼ね合いで、このカードを入れるスロットを丸々バトルフェーダーにあけわたしたほうが賢明という気はしてしまう。もしマディスを使うならこちらにワンチャンでてくるが……そもそもぶっちゃけマディスがノーチャンスなんだよなぁ。

《インヴェルズの門番(もんばん)》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1900
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
「インヴェルズ」と名のついたモンスターが表側表示で
アドバンス召喚に成功したターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけモンスターを通常召喚する事ができる。

個人評価:B
 守備力が高く、インヴェルズのデッキの展開補助をする効果を持っている。上級インヴェルズを使いまわす段階に入ると基本的に手札に週末やダグレ等が余りだしてしまうため、なんだかんだで使えると嬉しいときのある効果であり、また守備力1900ということで大抵の初手アタッカーの攻撃は耐えてくれるので、このカードが表側で残るのもまあ期待はしていいだろう。こんな感じで場に残ったこのカードの隣に斥候を呼び出し、斥候をリリースして上級インヴェルズをアドバンス召喚、さらに手札で余っているカードを展開……という流れまでいけると結構便利だが、そもそもこのカードと斥候を両方そろえて、かつ召喚権を残しているという状況を作るのはかなり大変である。というのも、斥候が機能しているなら基本的には(このカードを出す召喚権を使って)上級インヴェを展開したいので、斥候を落とす手段を召喚権を使ってしまう終末に頼ってしまうとこのカードのでる幕は結局最期までなかった、というケースは多い。初手に埋葬、このカードとあれば上記の組み合わせも狙いやすいが……それでもこのカードの場持ちは「それなりに」期待できる程度のレベルだし、埋葬以外の落とす手段は多少のディスアドがつき物になってしまう。さらにいざ成立したとして、ちゃんと手札に展開したいモンスターがいるかどうかというと、結論としてあんまり現実的ではない。……せめてこのカードをリリースした時に効果が使えればなぁ。
 ぶっちゃけ大した戦力ではないカードだが、それでも守備力1900で上級インヴェルズの生贄になれるのは使えないというわけでもなく、まあデッキに入れても損はしないかな。だが、恐らく今の段階では斥候にほぼ完全に依存してしまったほうが強くなれそうなので、この枠はいっそライコウにでも変えてしまった方がいいのかもしれない。

《インヴェルズを呼(よ)ぶ者(もの)》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守 0
このカードをリリースして「インヴェルズ」と名のついたモンスターの
アドバンス召喚に成功した時、自分のデッキからレベル4以下の
「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

個人評価:ひでぶ
 このカードを生贄にしてインヴェルズを出した時、デッキから後続のインヴェルズをリクルートする効果を持つ……のだが、あんまりにも使えない。まず攻撃力1700、守備力0と何故かアタッカー基準値に届いていないこのカードを場に残す事すら難しいのに、このデッキの生命線である斥候の効果を使用するとただのバニラになってしまうというのはどういうことか。さらに効果を使えたとして、呼べるのは現状今までに紹介している4種しかおらず、ぶっちゃけ無理をしてまでフィールドに呼びたいモンスターはいない。今後カードプールが増えることや、マディスを使って本気でビートダウンする構築ならまあ使えなくもないかもしれないが……正直今の段階では考えるだけ無駄という物だ。しかし何故攻撃力が1800じゃないんだ……最低1800あれば、悪夢再びでサルベージできるインヴェルズのアタッカーという立ち位置がなくもないんだけど……
 なお、俺はこのカードの使用法を考えた時、「こいつを生贄にして召喚した後、門番を呼べばもう一回通常召喚できる効果も使えるんじゃないか?」という疑念にとらわれてしまったので1枚だけデッキに入れ続け、幾度のデュエルを越えてようやくこのカードを生贄にモースを出し、当たり前のように激流葬で流された場に門番を残す事に成功したのですが……再度召喚はできませんでした。Q&Aを見てもこの処理で間違いないようです。俺のこのカードに対する興味や情熱が一気に0になった瞬間でした。


上級達と魔法、罠についてはまた次にやろうかな。

俺がスレを止めた……

 レスした時点でな……ということが一度ならともかく2回続くと、さすがに自分の視点はかなりぶれているんじゃないかと思った。


 最近「難しい言葉でそれが分かる人にしかわからない話を書く人より、誰にでも分かる言葉で誰にでも分かる話を書く人のほうがいいなぁ」ということを漠然と思っていたのですが、その理由が俺の絵本に対する憧憬であることを、今日のブックスタート実習で知った。しかし幼児の相手は本当に難しいなぁ……