こちらモナ☆ピザ

 最近navimasoやIMOが緋想天の話をよくするせいか、東方を懐かしく感じたので、ちょっとだけ東方文花帖を再プレイしてみました。まあやはり十王裁判で止まってしまっているわけですが……で、その撮った総枚数が5000枚。他のはどれ見てもせいぜい150〜300程度なんだが……やっぱ例の6〜7枚目のパターンよけを完成させなければほとんど無理という証か。……あれが3、4枚目くらいなら練習する気になるんですがねぇ、いまだに感覚的に理解のできない動きを6〜7という後のほうで練習するのはなんかイヤになってしまう。コツとかあるんだっけかな?取っ掛かりさえつかめればと思うのだが。
 夏休みになって気が向いたら、聖戦のプレイを再開するついでにやるかもしれない。


 なんとなくメイドインワリオキャラ紹介。今日はおそらくメイドインワリオのヒロイン的存在と思われるモナで。


・モナ
 初代メイドインワリオからずっとレギュラー。そしておそらくずっと2番目(ワリオのお試しステージのあと)に現れる女の子。明るく活動的で、みんなの人気者というイメージのようだ。メイドインワリオシリーズは初代(あつまれ!)、まわる、さわる、おどるとあるが、この4作全てでバイト先や活動……というか服装が違う。他の奴らがシリーズ通して着たきりスズメだというのに、一人だけずいぶんと豪華な事である。とても幅広い活動を行っている彼女だが、特にバイトに熱心なご様子で、バイトの時間になればたいていのことはほっぽり出してそちらへ向かってしまう。なお、初代の時は確かジェラート屋でバイトをしていたが、まわるでピザ屋に乗り換えたらしい。大乱闘Xにも収録された「こちらモナ☆ピザ」の存在や、さわるの冒頭がモナ☆ピザからのスタートになるところ、そしてこれはひょっとしてジェラート屋時代からだったかもしれないが、どうにもピザ屋っぽい愛用のスクーターでおどるでも移動している辺り、それ以降は職を変えていないと思われるのだが……おどるの新キャラ、ヤングクリケットの話で出てくる中華まん屋の売り子がどうにも彼女に見えるんだよな……果たして転職かかけもちか?ところで、モナ☆ピザって凄い名前だよね。大金持ちで親ばかのの親でもいるんだろうか、もしくは、ひょっとして彼女の人気のなせる技なのか。
 見た目からすると高校生なのだが、これだけ暇があるとなると大学生だろうか。むしろ学校にいっている描写が全くない分、フリーターのほうがしっくり来るかもしれないところはあるが……でも何かで「女子高生」みたいな事をいっていたような気がするんだよな……こうだったらいいな、という俺の脳内設定かな……?
 ちなみに、ワリオのことを「ワリオおじさま」と呼ぶのだが、それはワリオにあこがれているかららしい。一体あの下品な黄色のどこに憧れを抱いたのかは分からないが、なかなか面白い設定だ。と思ってwktkしていると、そもそもワリオを「おじ様」と呼ぶのは説明書の中だけであり、ゲーム中では全く関わらない(せいぜい初代の手伝ったぶんお金くれ、騒動の時か?しかもあん時は確か先頭に立ってワリオを非難してたし)ので、本当にほとんど設定だけとなっているようだ。ここでさすがだ任天堂め、生殺しか……と考える俺は、ひょっとしたらなかなかの変態かもしれませんね。


「さわる」
 少しだけ線を引いたり、弾く動きをしたりする「みじかいタッチ」のミニゲームを担当。
 前作まではジェラート屋、ピザ屋と完全にバイトのムシであったモナですが、今回はちょっと事情が違って、何故かバンドデビュー。物語は人気の歌姫、ヴァネッサさんなる人が自宅で悠々と「また私が1位だ」という考えが文字になって見えそうな態度で今週のヒットチャート速報を視聴していたところ、モナバンドに1位をとられてしまったせいで2位となり、20周連続一位を逃してしまった事を知ってヒステリーを起こし、ちょうどその日に行われる予定となっているモナバンドのライブを妨害するため行動する……ということから始まります。ちなみに、このときのヒットチャート速報は5〜1位まで教えてくれるのですが、その中の5位、4位がこのゲームと大乱闘Xにも収録されている「マイクが好き☆好き」と「アシュリーのテーマ」で、3位はよくわかりません。あと、その放送によれば、モナバンドはそれまで全くの無名で、まだデビューすらしてなく、その日が初ライブなんだとか。それで1位とか常識的に考えてありえないだろう。もはやツッコんでもらいたくていっているとしか思えないが、ひょっとしたらヒットチャートじゃなくて話題性のランキングだったとか……いやでも、そうだとしてもさすがにこれはない。
 まあともかく一方モナは、まず自分のベースの調子を確かめた後(この時にみじかいタッチミニゲームの練習として、モナのベースの弦を引かされるのですが、引くのが一瞬でいいわりに、演奏している間タッチ部分の絵が消えないので、思わず続けて触れてしまうと思う)、モナ☆ピザから一緒に出発しているのを見るにモナ☆ピザ関連の生物だと思われる黄色いでかいヤツと、なんか照る照る坊主を連想する青いチビの準備も待たずライブ会場へと愛用のスクーターで向かう。その道中でライブ阻止をもくろむヴァネッサ率いるバイク3体に囲まれ、挙句の果てに彼女所蔵のいかにも悪役っぽい、目つきの悪いトリの飛行メカが、モナの後方から着いてきていたデカとチビの乗るオープンカー(なのだと思う)からチビをさらってしまい、焦るモナ。すると何で来たのかはわからないが、作業着を着た、小柄なチーターのような生物二人組が操る小型飛行メカが鳥メカの前方に現れ、潜望鏡で狙いをつけてからとても威力がありそうにはみえないピンポン玉のようなもので鳥メカを攻撃し始めたところでミニゲームスタート。ミニゲームに成功すれば攻撃ヒット、失敗すれば反撃される、といった感じですが、何故かモニターっぽい画面の下のGBA型小型モニタにモナの顔が映っているのが気になる。何の意味があるんだこの装備。あと、みじかいタッチ全体を1度でもクリアしていると、ボスゲームを越えるごとに、画面中央のモナをタッチすることで様々なコスチュームを見ることができるオマケがつきます。ワリオのときはタッチすると歯を磨くやつでした。
 で、ボスゲームをクリアすると、あの威力のありそうに見えなかったピンポン玉はやはり威力がなかったらしく、あれだけミニゲームをやらせておいて簡単に吹っ飛ばされてしまうのですが、その後車に残された黄色いでかい奴がいきなり車の座席から自身を鳥メカに向けて発射し、青いチビを取り返すと同時に鳥メカを墜落させるという偉業をやらかします。本当にあのピンボン玉メカ、及びあのミニゲームの数々は何だったのだろうか。
 まあそんなこんなで無事ライブハウスさちにたどり着き、大歓声の中ライブを開始したモナバンド。しかし、大盛り上がりの中でモナは、「あっ!バイトの時間だ」と最高に空気の読めない発言をし、盛り上っていた観客やバンド仲間をほおってバイトにいってしまう。……なんのためにバンドを組んだのかよく分からない。で、オチとして、まだ妨害をあきらめていなかったヴァネッサさんがいなくなったモナの変わりにそれっぽい格好をして、モナだと偽りライブ続行……しようとするも、観客からの大ブーイングと物投げの嵐を受けてめでたしめでたし、という流れ。この後、後にさわるメイドインワリオ出演キャラ全員が集まる事になるライブハウスでヴァネッサとモナは一緒にライブをしているため、最終的に仲良くはなったみたいだが。
 あと、細かい事なのだが、モナはボーカルではなくベース担当で、ボーカルは黄色いでかい奴が、マイク片手に、もう一つの手では何故か腹太鼓を叩いて頑張ってくれている。……のにこのバンドのメインはどう考えてもモナ(ベース)にされているのが、当然ではあるが理不尽だ。
 ボスゲームはボウリングで、下画面のタッチ部分にあるボールを横線のライン上から投げて、3球以内で全てのピンを倒すのを狙うもの。レベルが高くなるとピンの配置があからさまにいじわるになったりするが、動くものが自分で投げるボール以外全くない上、ボスゲームには制限時間が存在しないので、ミニゲームのテンポアップの影響をうけない。よって、それぞれ安定するならミスる要素がなくなるゲームである。あと、ボールは投げ方によって回転をかけることができ、思いっきり回転させると後ろには戻ってこないものの物理的にありえないほど湾曲して進んだりする。


「おどる」
 今回はチアリーダーをやっているみんなのアイドル、モナ。さすがにチアチームの名前は「モナ☆チア」ではない……と思う。このゲームデモ中では実はモナ自身には出番があまり多くない……というか多分一言もしゃべっていない。せいぜい冒頭で可憐なチア技を披露してくれるくらいである。なぜかというと、メインになっているのがモナ率いるチアガール達に応援されているアメフト(ラグビー?)チームの中の、モナに恋心を抱いている選手だからだ。彼は緊張で体を震えさせながらも、モナが自分を応援してくれている事を思い、試合に挑む。というところでミニゲームスタート。ゲームが進むとチアガール達が持つ得点板が進み、成功するたびに歓声で、失敗するたびに落胆の声でプレイヤーを評価してくれる。ちなみに、このときもモナは画面上にいないので、やたらと「イエー!GO!GO!GO!」にあわせてフリフリ動くチアガール達ばかりが記憶に残ってしまう。
 そんなこんなでボスゲームをクリアすると、あの選手にボールが渡るが、前方にはスポーツというか人攫いでも始めそうな連中が3人も並んで待ち構えている。そこで彼は目を閉じ、モナの姿を思い浮かべ「君が好きだー!!」と唐突に発言。正直やめてもらいたいが、それで自分が告白されたと勘違いされたらしいコワモテ3人集はそろって「ええ〜〜!?」とピンク色の声を挙げた次の瞬間に彼に吹き飛ばされ、タッチダウン。見事勝利を収めた。
 そして試合後、モナが自分の前を通り過ぎるのを狙って、告白をしようとした彼でしたが、あまりに奥手なのか、目をきつくつぶって相手の姿を見ていない上に、そもそも声をかけて呼び止めることもしていないらしいので、「モナさん、僕は……」という台詞をいい終わるまでに、モナは一度通り過ぎて着替えてから、さらにスクーターで通り過ぎてしまっているのですが、それに気付かない選手はついに「君が好きだー!」と発言。たまたま近くを通っていたチアガールの一人を驚かせはするも、彼の叫びはむなしく夕焼けに消えた……というのでおしまい。……まあ多分、彼ほどのできる子ならあの偶然告白を聞いてしまった女の子とフラグが発生して上手くやってくれると信じています。だってほら、モナにはワリオが(ry
 ボスゲームは、作法棒(Wiiリモコン)を体に対して縦に構える形の、「滝登り」のお作法で行われるもので、トイレ誘導員なる謎すぎる職業についている人となり、次々にプールから出てこちらに向かってくる人々を、作法棒を左右に示す事で一人一人正しく男子トイレ、あるいは女子トイレに案内するゲーム。内容的に相手を顔で判断しそうになるが、実は服の色で全て男女が別れているので、そちらに集中しなければクリアは難しいところがあるかもしれない。それにしても、何でこんなにトイレに人が駆け込んでくるのだろうか。実はあのプール100%利尿剤とかじゃないだろうな。……個人的に、おどるの全ボスゲームの中で一番地味で記憶に残らない。やることは腕を左右にふるだけだしなぁ。